【タメ年たちの大活躍!】ツィンマーマンのモーツァルトのバイオリン協奏曲全集

Mozart: Violin Concertos No.1, No.3, No.4, Rondo K.373, Adagio K.261 Frank Peter Zimmermann 、 Radoslaw Szulc 、 Bavarian Radio Chamber Orchestra1965年生まれのバイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマンが、モーツァルトのバイオリン協奏曲全集録音を開始した。その第1集が2015年2月10日に発売予定だ。

ドイツ若手の正統派バイオリニストであるツィンマーマンは、リサイタルや室内楽も世界各地で数多く行ない、古典派、ロマン派、現代の作品のいずれにおいても非常に高く評価される存在だ。これまでにシエナのキジアーナ音楽アカデミア大賞、ライン文化勲章、ドイツ連邦共和国功労勲章一等功労十字章等を受章・受賞している。

1986年にイェルク・フェルバー指揮、ヴュルテンベルク室内管弦楽団とのセッション録音を行っているツィンマーマン。今回はそれ以来となる約28年ぶりの全曲録音だ。共演はバイエルン放送室内管弦楽団、指揮はバイエルン放送交響楽団のコンサート・マスターのラドスラフ・スルク。愛器ストラディヴァリウスの奏でるビロードのような音色が楽しみだ。

『モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集第1集』

【収録曲】

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:

 1.ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207[カデンツァ:コンスタンチン・モストラス]

 2.ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K.261[カデンツァ:フランツ・バイヤー]

 3.ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調 K.373

 4.ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216[カデンツァ:フランツ・バイヤー]

 5.ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218[カデンツァ:ヨーゼフ・ヨアヒム]

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