【S40News!】ヤマハ、250㏄スポーツバイク「YZF-R25」がインドネシアで発売。

yzf-r25

ヤマハ発動機は、新開発の2気筒250ccエンジンを搭載したスーパースポーツバイク『YZF-R25』を、7月からインドネシア市場で発売する。

このバイクの製造・販売は、インドネシアのグループ会社PT.Yamaha Indonesia Motor Manufacturingが行う。グローバルモデルとして開発され、インドネシア国内だけでなく、アセアンや先進国市場への販売も視野に入れているという。

開発は「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトに普段乗りの扱いやすさを実現しつつ、クラス最高レベルとなるエンジン出力と、YZF-Rシリーズを継承する軽量な車体・デザインにより、高次元な走行性能とスタイルも具現化している。

エンジンは新開発の水冷250cc直列2気筒FIエンジンを搭載。混合気の流量を最適に確保しながら燃焼室でタンブル(混合気の縦渦)を積極的に生成させ、素早い燃焼促進を図り、クラス最高レベルの最高出力を達成している。

マス集中化を図った軽量な車体では、曲がりや溶接が少ないシンプルな軽量スチール製フレームを採用。クラス最大級の41mmインナーチューブ径フロントサスペンション、マス集中に貢献するモノクロスサスペンション、軸間距離との比率をYZF-R1と同一としたリアアームなどで、優れたハンドリング特性をもたらしているという。

発売の背景には、インドネシアでのスポーツモデルの人気が高まりつつあり、同社ではスポーツイメージに重点を置いている。しかし、これに乗じて日本国内でもレプリカ時代のスタイルを待ち望むユーザーには、当然輸入車として期待されることだろう。

スペック(インドネシア仕様)は、エンジンが249ccの空冷 4ストローク DOHC 4バルブ 直列2気筒で、最高出力は36馬力/12,000rpm、最大トルクは2.30kgf・m/10,000rpm。タイヤサイズ (前/後)110/70-17/140/70-17、サイズは2,090 × 720 × 1,135(mm)、車両重量は166kg、シート高は780mm。ボディカラーはブルー&ホワイト、ブラックレッドの3色。日本国内での販売は未定となっている。

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