松田優作さんの表紙から始まった、コンビニでの勝負。

発売から10日が経過した。まだ最新号の動きはハッキリとつかめていないが、調子はいいようである。だが残念ながら、コンビニはそろそろ返本時期となった。短い、短すぎる。現在の生活に無くてはならないコンビニでの取引はシビアだということで、だからこそこれだけ重要度が増したといえるのだろう。

S40表紙-VOL15
この表紙の号からコンビニでの販売が始まった。コチラから置いてくれと頼んでも、ハイそうですかと取引してくれるわけじゃもちろんなく、問屋の中にコンビニ専門部署のようなところがありそこと交渉するのだ。キーとなるのはそれまでの実績のみであり、つまり徐々に力をつけていった結果が現在のコンビニ取引に繋がっていったわけだ。今回で4回目のコンビニでの勝負はどんな結果となっただろうか。

書店と同じく、表紙で興味を引き、立ち読みへと引き込んで、結果、棚に戻されるかレジへと運ばれるかの単純、かつ、ドライな勝負である。ファーストステップとなる表紙のインパクトは、内容での勝敗以前の極めて重要な要素なのだ。この松田優作さんの表紙以降、『サーキットの狼』『宇宙戦艦ヤマト』と続けてきた。わかりやすかったからか順調に数字を延ばし、扱い部数は増えているのだ、エッヘン。今や発行部数全体の約6割を占めるところまできていて、重要度は増すばかりだ。

コンビニは書店と違いカテゴリー分けがきちんとされているわけじゃなく、売れる雑誌が混沌と並んでいる。書店であれば例えば、『Pen』や『一個人』を買おうとなんとなく立ち寄って、その周囲にある同カテゴリーとされる何冊かの本をパラパラとめくってくれる。コンビニに比べればチャンスが多い。またコンビニは書店より滞在時間が短いから、ますます過酷な現場であり、ネームバリューのある売れ筋ブランドのなかで埋もれないような存在感を出さなければ手に取ってもらえない。そこで今回表紙に起用したマブチモーターは善戦をするだろうと、自信を持って決めたのだ。そろそろ返本時期なので、おおよその結果は来週には入ってくるはずだ。

コンビニで見て初めて購入したとの声は、編集部によく届く。忙しい昭和40年男たちにとって、深夜のコンビニは1日の仕事を労ってくれる、まさにオアシスである。そこでうちの本を見つけて、一緒に買ったビールのつまみにしてくれる…。そんなシチュエーションを思うと、思わずニヤけてしまう僕だ。さてさて、結果やいかに。

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