キース・リチャーズ。

プロになると誓い合ったあの日から、俺たちは練習を続け、
やがてオリジナルを引っさげライブハウスで演奏するようになり
ホールやライヴハウスを借りて自主イベントも積極的に仕掛けた。

高校時代は音楽の指向がものすごいスピードで変化していった時代で、
ハードロックとプログレに夢中になっていたのに、
いつの間にかエアロスミスに傾いていった。
歌にのめり込んでいったことも大きな要因だな、
スティーヴン・タイラーがヒーロー第一位に君臨したのが高1の後半だった。
エアロスミス

さらに、ジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトンといった
ギタリストのつくり出す世界を再確認すると同時に、
フェイセスやローリング・ストーンズのような
シンプルでストレートなロックにもどんどん惹かれていく。
(フェイセス時代のロッドはヒーローなんよ。アトランティック・クロッシング以降がアイドル)
ハードさがロックの中で邪魔な存在に思えてきて、
もうプログレなんてステーキの上に寿司のっけて
上からホワイトソースとチーズをたっぷりとかけてオープンで焼きました…
くらいのオーバーさを感じた。
そしてヒーローの座もスティーヴン・タイラーにかわり
キース・リチャーズが君臨したのだった。
ローリングストーンズ

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