夜のブラウン管の恐怖 ~大編集後記。

 
その夜、は勝負をかけた。そしてこの日より僕はオカルトものと距離を置くことになった。勝負に負けたということだ。

 

さあ、今日も元気に 最新号 (vol.74) のご紹介をさせていただく大編集後記をお送りしよう。第一章のラジオ、第二章のテレビに続いて、後半戦に入る前に “閑話休題” として「昭和40年男を震え上がらせた昭和ホラー」をキャッチにして「真夜中の怪」を入れた。

 

小学生の頃、突如教室にオカルトブームが起きた。『ノストラダムスの大予言』『日本沈没』が売れに売れ、つのだじろうさんの『うしろの百太郎』がマガジンで、『恐怖新聞』がチャンピオンで連載された。これすべて1973年というのだから小学2年生の頃に巻き起こった、突然の現象と言っていいだろう。ネッシーやツチノコ、UFOやユリ・ゲラーなどなどのブームが次々と出てきては騒ぎ、口裂け女あたりでバカバカしくなって終わったと言えばよかろうか。

 

ビビリーな僕だったが、『日本沈没』は映画を見たし、つのださん作品にも夢中になった。しかし、多くのクラスメイトが楽しんでいた “こっくりさん” は、参加できなかった。そんな僕だったが、冒頭へとつながる。ある日、恐怖映画を一人で観ようとトライしたのだ。テレビで放送された『エクソシスト』だ。この日のあまりの恐怖から、以来いまだにオカルトものは苦手になってしまった。

 

綴られた4ページは、昭和42年男による当時の体験を含んだ恐怖オンパレードだ。この記事をチェックしながら、あの夜の恐怖や家族4人揃ってユリ・ゲラーの映るブラウン管の前でスプーンを握りしめた日を思い起こす自分がいた。俺たち世代に共通するところだろう。ぜひご一緒に!!
 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で