【S40News!】昭和40年男 4月号、発売!

いよいよ、本日より『昭和40年男』が発売となる。表紙をご覧いただければわかるとおり、今回の特集は“チャリンコ”だ。

世の中、空前のサイクルブームである。健康的でエコと、時代のキーワードに合致した自転車が、新たなマーケットを開拓している。この風にのって部数をかせごうってわけだね? これから健康が気になる世代だものね、やっぱりこういうこともやっとかなくちゃね。懐かしいだの、熱いだのとばかりは言ってられないよね…。

いやいやいや、それじゃあ芸がないでしょう! 『昭和40年男』はサイクルブームに完全に背を向け、我道をゆくのである。今回の特集の中心となるのは、70~80年代に人気を集めたジュニアスポーツ車だ。覚えているだろうか? フラッシャーだの、スーパーカーライトだの、各種電飾で自らを飾り付け、その上、ディスクブレーキだの、フロアシフトだの、スピードメーターだの、とにかく最新のメカニズムで武装し、一世を風靡したあのスーパーマシンたちを。現代の最新サイクルブームとは一線を画し、デコチャリと揶揄されながらも少年たちの熱い眼差しを受け続けたあの憧れのマシン。

今やすっかり姿を消してしまったが、かつて地球上に恐竜が跋扈していた時代があったように、ジュニアスポーツが大人気を集めた時代が確かにあった。各メーカーの威信をかけてあらゆる電飾、機能が盛り込まれたマシンたちが次々とリリースされていったのである。

『昭和40年男』では、そんなマシンたちを一挙紹介。メカ&パーツ、生まれてきた背景、開発者へのインタビューなど、現在考えうるありとあらゆる取材を駆使。かつてこれほどまでにジュニアスポーツを取り上げた雑誌があっただろうか?

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