編集の現場便り。

自分のヒーロー観を毎日ブツブツと綴っているが、
実は編集の現場は大変なことになっている。
〆切へと向かっていく毎日は熾烈を極め、
毎日あっちこっちに出かけていき、
フラフラになりながらも前へと一歩を踏みしめている。
そんな現場便りを織り交ぜていこうと思う。

さて本日は、神奈川県の葉山にドライブさ。
車はすてきなツーシーターでルンルン気分…、なわけあるはずない。
葉山在住の平凡パンチ元敏腕編集者に原稿依頼に出かけたのだ。
平凡パンチは俺たち昭和40年男にとって、大きな存在である。
その編集者に当時を振り返ってもらい、おもしろい1ページを作ってもらえないかと、
副編集長の小笠原と2人そろってヤツの自慢の愛車に乗り込み依頼に出かけたのだ。
ツーシーターに男2人って、見る人が見たらきっと疑うだろうな。
しかも葉山だよ。
あー、切ない。

でもね、仕事としてはおもしろいもの。
自分の企画を先輩に伝え、意見を聞き入れながら
よりおもしろいものへと昇華させていくという作業なのだから。

彼はもう9年前に定年退職して、現在は悠々自適な日々を送っている。
そこに仕事をねじ込もうとしたら「別のイキのいいヤツを紹介するよ」とのこと。
もちろんその紹介はありがたいが、俺はどうしても氏に書いてもらいたい。
紹介を受ける前に昼飯でもご一緒しましょうと偽り、
なんとか原稿を依頼するぞとの決意で自宅を訪ねた。
すてきな自宅リビングに通されお茶をいただきながらしばし談笑。
じゃあご飯にしましょうと向かったのは葉山マリーナだ。
まったく似合わない俺たち2人は、
海にヨットがわんさか浮かぶ窓越しを眺めながら食事をした。

いやねぇ、ランチタイムだというのにワインなんか飲んでらっしゃるご家族や
「いつものお席でよろしいでしょうか?」
なんて席へと案内されているすてきなおじさまとか、
いやー、まさに別世界だよ。
食事が済み、突如として本題を切り出した。

「というわけで1ページ連載お願いします」

出たーっ、トートツ大作戦! 
どこにもつながっていない“というわけで”攻撃ーっ!!!
とまどう氏をたたみかける俺は約4半世紀分年下の若造だ。

連載を持つというのは、やはり重たいものだ。
それを重々承知で押し問答を続け、
なんとか首を縦に振っていただいた。

ミッションを成功させ、さて帰るかと再びツーシーターに収まった2人だ。
「すごいオシでしたね」と小笠原。
「パワーだね」と、得意げな俺。
こうして昭和40年男は、よりパワーアップしていくのさ。
乞うご期待。

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