昭和末期の懐かし少年マンガ誌から電子復刻!「わんぱっくコミック・リバイバル」1月分の配信が1/17開始。ファミコンマンガに注目だ!!

おはこんばんちはです。昭和50年男向け「S50ニュース!」をお送りします。

1980年代、昭和50年男世代がガキンチョ時代に夢中になったマンガ雑誌といえば、小学館の『コロコロコミック』か講談社の『コミックボンボン』が二大巨頭。そこへオルタナティブな存在として ’85年から登場したのが、徳間書店の『わんぱっくコミック』でした。

昨年8月から、この『わんぱっくコミック』に掲載されたマンガ作品の電子復刻がスタート。こちらのニュースでもお伝えしましたが、「わんぱっくコミック・リバイバル」と銘打ち毎月1回5点ずつが配信されてきました。
 
そして今月、2022年1月分も来週 1月17日 (月) から5点が配信。『プラモ狂四郎』で知られるやまと虹一先生が描くファミコンゲームのコミカライズ集『魔界村』や、かたおか徹治先生のファミコンバトルマンガ『ファミ魂ウルフ』の単行本化されていなかった第2部収録の5巻、さらにスケボーヒーローもの『チェンジャー研』など、当時知らなかった人でも、マンガ好きなら思わず読みたくなるタイトルがズラリそろっておりますゾ。

なお、今回の配信をもってストーリーものを中心とした「第Ⅰ期」は完結だそうで、4月からは「ゲーム必勝テクニック完ペキ版」を中心とする「第Ⅱ期」の配信が予定されているとか。ファミコンキッズだった昭和50年男世代ならコレは見逃せない…!?  引き続き要チェックです!
 
 

■「わんぱっくコミック・リバイバル」1月配信作品

 
1.  ​やまと虹一『魔界村』

©やまと虹一 koichi yamato 2022 ©CAPCOM

表題作『魔界村』は、ご存知カプコンの名作アクションゲーム (アーケード稼働は ’85年、ファミコン版は翌 ’86年発売) からのコミカライズ。乙女の血を好む大魔王デストロイヤーにさらわれたプリンセスを、主人公のナイトは救い出すことができるのか? 他にも『チャレンジャー』(’85/ハドソン) 、『アトランチスの謎』(’86/サン電子) 、『セクロス』(’86/日本物産) などのファミコンソフトからのコミカライズや、『忍者くん』シリーズ (アイレム) をベースとした『忍者くん外伝』が収録された、やまと虹一先生の短編集。
 
 

2.  かたおか徹治『ファミ魂ウルフ』第5巻

©2022 Tetsuji Kataoka

ファミコントーナメントも全国大会を迎え、第2部がスタート。全国の地区代表選手が総当たり戦。牙を剥く悪の組織に、狼に育てられたファミコンの天才・野生命知狼 (やお・いちろう) はどう戦うのか? 未単行本化の第2部が54年ぶりに公開! 衝撃のエンディングを迎える。
 
   

3.  かたおか徹治『チェンジャー研』

©2022 Tetsuji Kataoka ©2022 Masaki Wachi

スケボーキッズは、スケートボードを愛する少年少女5人組。ある日、メンバーの堂屋敷ミカのところに、東京ドーム爆破の脅迫状が届く。ミカの父親は私立探偵だったが不在のため、子供たちだけで捜索を開始。爆発物は見つけたものの、犯人がミカを人質に取った。ミカを助けようとした智円寺研はスケボーマンに変身して彼女を救出に向かう。
 
 

4.  大野克彦『にんにん忍太くん』第2巻

©2022 Katsuhiko Oono

「倭神天の書」は一の書、二の書とも猿飛忍太の手に渡る。魔幻一族は、次々と新手を繰り出すが返り討ち。業を煮やして幻妖居士が乗り込んでくる。ご先祖・猿飛佐助から託された忍者の使命と資質への試練を、忍太くんが愛と勇気とギャグで立ち向かう完結編。
 
 

5.  愛沢ひろし『リフレクトワールド』

©2022 Hiroshi Aizawa

表題作『リフレクトワールド』は ’87年にイーストキューブから発売されたファミコン・ディスクシステム用シミュレーションRPGのコミカライズで、キメラに襲われたもう一つの地球から救いを求められた3人の少年少女の物語。FMVに乗り込んだ3人は敵要塞ダイバダストを攻略できるのか? その他、アイレムから発売されたファミコン用ソフト『ガーディック外伝』(’88)、『ナポレオン戦記』(’88) のコミカライズも収録された、愛沢ひろし先生の短編集。
 
 

■配信先

 ・Kindleストア (Amazon)
 ・楽天Kobo 電子書籍ストア
 ・honto
 ・ブックライブ
 ・ebook japan
 ・Renta! (パピレス)
 ・AppleBooks
 ・Kinoppy
 ・ヨドバシ
 ・マンガBANG
 ・LINEまんが
 ・ブックパス
 ・Readstore
 
  など 電子書籍を販売するネット書店 ※一部書店は順次配信予定
 
 
(「昭和トリオ」 “Web担当A” )
 
 
 
[以下、徳間書店  ニュースリリース より]

株式会社 徳間書店(本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、昭和60~64年に刊行していた漫画雑誌「わんぱっくコミック」をデジタル化して、シリーズ「わんぱっくコミック・リバイバル」として、掲載作品を電子書籍で単行本化して刊行いたします。ストーリー物を中心とした第Ⅰ期はこれで完結、2022年4月からゲーム必勝テクニック完ペキ版を中心とする第Ⅱ期配信を準備中です。
 
■配信開始日 2022年 1月17日(月)※全5点
■配信価格  本体価格:900円(税込価格:990円)

『わんぱくコミック』(昭和63年11月号) 表紙
▲「わんぱくコミック」(昭和63年 11月号)表紙

 
『わんぱっくコミック』は昭和60年に臨時増刊として刊行した漫画雑誌で、昭和61年 5月 から本格的に月刊誌化いたしました。読者層は子供向けで、コロコロコミックやコミックボンボンなど小学生の年齢層をターゲットとしていました。当時はファミコンなどゲーム機文化が流行した時代だったので、ゲームのコミカライズ、ゲーム攻略漫画などを中心に構成され、このほかに時代を風靡したラジコン漫画も多く掲載されました。ゲーム文化のピークの後には、流行したシールをテーマとした漫画やオリジナル作品に主流が変わっていったのです。
 

 


 
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