箱根駅伝に燃える。

箱根駅伝が大大だーい好きだ。弟家族と集結しているってのに、と弟は2人でこの本を眺めながらひたすらに盛り上がる。もちろん焼酎をガンガン呑みながらだから、後日詳細をよく覚えていなかったりするが、僕が尊敬する元ヤマハマンの名台詞がある。呑んでの話なんて覚えていなくても、意気投合しながら大風呂敷を広げた残像が残っていればいい。うーむ、これでいいのだ。

 

で、先日はシーズンインを伝える出雲駅伝が開催されて、東京国際大学が初出場初優勝なんてミラクルを演じた。僕は卒業生でないどころか、そもそも大学に行っていないのにもう10年以上にわたり青学推しだ。出雲は2位とまずまずの成績で3大駅伝の初戦を飾った。ちょっと残念だったのは駒沢の苦戦だったが、今年の学生長距離の成機からすると箱根の本命であることは変わらない。さらに早稲田が怖い存在で、来年のお正月もおもしろいレースとなりそうだ、ワクワク。

 

今日は予選会が行われた。今年の成績で10位まではこれを免除されシード校として来年のお正月を走り、そこから漏れた大学による熾烈なレースだった (ようだ) 。31歳ランナーがいる駿河台大学が44校目となる初出場を決め、きっと大注目となるだろう。各校の選手たちともきつい練習に耐えて今日全力で走り、10校でバッサリと切られてしまった。11位以降の4年生は最後の走りかもしれないし、今ごろ涙のヤケ酒かもしれない。逆は天にも昇る気分を今日ばかりは味わい、明日以降はさらなる努力の日々を積み重ねるのだ。僕は運動にそこまで打ち込んだことがない。だからだ、きっとお正月に尊敬の念を抱きながらブラウン管…もとい液晶にかじり付くのである。

 

これまでに予選会から下克上を果たした大学は2校だそうで、記憶に新しいのが2013年の日体大がその一つだ。うーん、あの勝利は感動したなあ。ちなみにもう一つは ’97年の神奈川大学だ。今日の予選会でぶっちぎりだった明治にそれを期待するのもおもしろい。さあ、再来週末は箱根の前哨戦となる全日本駅伝だ。フレーフレー青学っ。って、仕事なのさっ。
 

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