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ビール配給の時代。

2016 年 12 月 5 日 プロデューサー コメント

img_4206恵比寿にある『エビスビール記念館』に行ってきた。入場は無料で、申し込み制でガイドさんが案内してくれる有料のツアーもあり、盛り上がっているのを横目で見ながら巡ってきた。サッポロビールとは合併であることや地名がこのブランドから命名されたことを知らなかった無知野郎だ。1890年よりの長い歴史を持つエビスの発売当時の瓶から、貴重な情報やポスターを見ることができてビールファンにはたまらない施設だった。今度行けるときはツアーを申し込む。500円でエビスビール付きとのことだから、必ず行く(笑)!!

 

 

普段飲んでいるビールはサッポロの黒ラベルにしている。加えて特別な日に楽しんでいるのは、キリンのハートランドと並んでエビスだ。金のラベルと恵比寿さまが特別感を盛り上げてくれるし、男は黙ってサッポロビールとのキャッチコピーはおっさんの心をつかんで離さないから、ついサッポロブランドをひいきにしてしまう。

 

 

img_4159時間軸で瓶が展示してあり、一瞬にして深く考え込んでしまったのが昭和18年のこのラベルだ。写真ではちょっとわかりづらいかもしれないが、エビスの文字がなくなっている。施設の説明によると、昭和15年からビールの配給が実施され、このラベルが採用された昭和18年の5月にはすべてのブランドが廃止されたそうだ。ブランドを生み出し維持してきた男たちの無念が想像される。戦争はこんなところでも心を傷つけたのだと、しばらくこのつまらないラベルを見ながら時間を止めてしまった僕だ。

 

 

試飲コーナーもあり、何種類かのビールとうまそうなつまみも楽しめる。余裕のある日にゆっくりとでかければ、けっこう長居できるおっさんのパラダイスだ。今から再訪が楽しみである。

 

 

   

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