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俺の話を聞け。俺は痴漢じゃない。

2016 年 9 月 3 日 プロデューサー コメント

IMG_3678やっと1日を終えようとする大勢の人々を、最終電車が吐き出す。そのなかでため息をつく俺がいた。

「ふっ、今日もタフな1日だったぜ」

そんなセリフを投げ捨ててタバコに火をつけようとするも、そうだ20年以上禁煙生活だった(笑)。

 

 

家まで歩いて10分少々の道をゆく。降りた大勢はそれぞれの家へと散り散りになっていき、僕は途中より大概ひとり旅になる。この日もそうかと思われたが、セクシーな若い女の子が残り数メートル前方を僕と同じペースで歩いていた。歩くのは速い方だと思うが、この子も元気にグングンと進む。

 

 

これまでにも何度かあった。人影のなくなったあたりで、後ろにいる僕の気配に気が付くと微妙な関係になるのだ。女の子の心理の奥底はまったくわからないが、1人の夜道が男とは違うことくらいはわかる。世の中に変態は多いし、近頃ヘンテコな事件も多い。だが僕は違う。「よく見てごらん、もうすっかりいいおっさんじゃないか」と追っかけて言いたいところだが、それこそ限りなく変態に近い。微妙な空気のままやり過ごすのがいい。

 

 

さてこの日のこと。やはりやり過ごすしかないと、距離を保ったまま歩き続けた。すぐに女の子は変態の…、いやいやジェントルな僕の存在に気が付いた。僕の顔を見るほどでなく振り返る女の子は、その数を増やしながらもとくにペースを上げることなく行く。むしろ小走りにでもなってくれれば、気分はよくないがこの緊張感からは解放されるのに。逆に僕がペースを緩めるのもなんだかよけいに不安がられるような気がする。ボロボロに疲れているところで遠回りして差し上げるほど人間は出来上がっちゃいない。

 

 

クルマもまばらで人のいない夜道を同じ間隔で歩いているのは、きっと妙な動画に仕上がるはずだ。もしもこの先でこの子がなんらかの被害にあって、犯人が特定しなかったら監視カメラに映った僕は真っ先に疑われるだろう。なんて考えを張り巡らせるわりには無策なまま家へと向かうしかなかった。

 

 

ドラマは僕の住処へと曲がる道でハイライトを迎えた。ちょっと先をいく女の子のゴールは僕と同じ団地だったのだ。まいったなあと僕も道を折れた。ここで初めて女の子はペースアップ(悲)。わずか数分の出来事ながら緊張感に包まれて、疲れを倍加させて部屋に着いたのだった。男と女、とかく難しいものですなあ。

 

 

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    石橋栄司
    2016年 9月 4日 11:47 | #1

    同級生の北村さん、
    こんな日もありますよ笑

    僕が通勤に使う田園都市線は、
    毎日、「それでも僕はやっていない」状態なので
    気持ちは少しわかります。

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    小西
    2016年 9月 4日 22:34 | #2

    お察しします。
    ま、瞳がギラついてたら、年齢関係なく疑われそうですが。。。

    そんなときは、
    道幅で横方向の距離を取って、
    追い抜くに限りますね!(体験談)
    横方向に距離があると、
    むこうも安心して振り返れますしね。

  3. ハハハ、それでも僕はやっていないとは名ゼリフですな。

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  4. アドバイスありがとうございます。心優しき狼ですなあ、俺たちったら。

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