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鈴鹿8時間耐久取材記。〜悔しい気持ち〜

2010 年 7 月 30 日 プロデューサー コメント

先週末の24、25日に行なわれた鈴鹿8時間耐久ロードレース、
通称“8耐”の取材裏を連続してお送りしている。
昨日は緊急募集で1日空けてしまったけど、一昨日の続きだよ〜ん。

 

“風の会”の取材を終え、毎年のことながら大きな感動をもらい
気持ちよくプレスルームへと戻ろうとすると、メインの会場(サーキットのホームストレート)で
SKE48とかいう女の子たちが歌って踊っていた。
それにあわせて声援を送っている熱狂的なファンの姿は、
俺たちがキャンディーズやピンクレディーを応援していたのと変わらず、
アイドルというのは永遠なのだねえ。
ただ、この会場でこれをやる意味が俺にはまったくわからない。
目の前で繰り広げられている絵が、正直な言い方をすれば気持ち悪い。
これを目当てに来た人が、明日のレースを見てバイクの虜になるのを狙っているのか?
それともバイクが好きなやつは、この女の子たちが好きなのか?
レースが好きな人に、この子たちを売り込みたいのか?
どれも当たっていそうにないし、あれこれ考えてみても答えは出ない。
そしてこの女の子たちの説明に、8時間耐久“レース”の公式パンフレットは
多くのページ数を割いていて、いろいろとここに来た理由らしきものが綴られているが、
いくら読んでもさっぱり理解できない。
「来場者数の増員を依頼されてやって来ましたー!! レースはよくわかりません。
でも男らしくてカッコイイと思います。がんばってくださ〜い」
とでも書いてくれた方がよっぽどスッキリするのに。

 

さらに腹立たしいことに、先に紹介した“風の会”という
純粋にバイクを愛する者たちによるすばらしい活動の説明は、ほぼなにもない。
タイムスケジュール内に脚注で、
「風の会とはプロライダーが構成するハンディキャップをお持ちの方に
バイクを楽しんでいただくボランティア団体」と、小さく書かれているだけだ。
これでさえ進歩した方で、以前はタイムスケジュールにさえ載っていなかった。
来場者がこの活動に注目するはずがなく、プレスも気が付かないから
取材はほとんど入らず、この活動の知名度はあまり拡がっていかない。
残念でならないよ。

 

レース運営側の意識の問題だと思うが、
バイクとまったく無縁の女の子は大々的に取り上げ、
本来レースの主役であるライダーたちの活動はどうでもいいのだととらえられても
仕方がないだろう。
8耐はそういうプライオリティをつけているのだと。

 

照明をガンガンに浴びせて、それはそれは華やかに盛り上げているのである。
ファンの人たちはそれに合わせてそろいのかけ声とそろいの振りで応援する。
そんな絵を眺めながら、こんな考え方をしている大会を、
体力と気力を限界まで使って取材するのかと思うと、なんだか情けなくなってしまった。
前夜祭と呼ばれるイベントでのことだ。

 

続くよーん。

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