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【S40News!】ホンダが超小型モビリティを公開。

2012 年 11 月 20 日 編集部員 コメント

マイクロコミュータープロトタイプ

ホンダは、近距離移動用の超小型EV(電気自動車)「マイクロコミュータープロトタイプ」を公開した。

 

これは、国土交通省主導で検討されている超小型モビリティの車両区分、そして欧州L7カテゴリー(二輪カテゴリーのひとつで、EVはバッテリーを除き、重量400kg以下、出力15kW以下)を視野に入れたモデルとなる。同様のコンセプトを持つ車両としては、すでにトヨタ車体からは『コムス』が販売されており、日産の『ニューモビリティコンセプト』も実用試験段階となっており、この流れに乗ったものと考えられる。

日産・ニューモビリティコンセプト

日産・ニューモビリティコンセプト

コムス

トヨタ車体・コムス


 

2011 MICRO COMMUTER CONCEPT

2011年の東京モーターショーに出展されたMICRO COMMUTER CONCEPT

このプロトタイプは、2011年の東京モーターショーで初公開されたコンセプトモデル・MICRO COMMUTER CONCEPTを進化させたという位置づけ。デザイン的にもそのまま量産に落とし込んだといった感じで、実現性が高そうな印象を受ける。軽自動車を大幅に下回る超小型ボディで、ドライバーと子ども2名を乗車定員としている(ちなみにコムスは1人、ニューモビリティコンセプトは大人2名が定員)。しっかりとしたドアを持ち、タイヤもボディ内側に収めるなど、先行する2車より自動車っぽい外観を持っているのが特徴で、気軽さや軽快さ、爽快さという面ではかなわない部分もありそうだが、実用性は高いだろう。実際に購入を検討するとしたら、やはりこのタイプを選んでしまう人が多そうだ。

 

Variable Design Platform

Variable Design Platform

バッテリー、モーター、コントローラーを床下およびリヤスペースに配置し、動力機能をコンパクトに完結させたプラットフォーム・Variable Design Platformを採用しており、これによって用途に合ったボディや内装を、既存の自動車よりも比較的容易に開発・生産できるとしている。また、個人所有のタブレット端末をそのまま使用して、メーター類の表示やナビゲーション、オーディオ、バックモニターといった機能に応用したり、ルーフに設けた太陽電池でタブレットのバッテリーを充電することも可能。将来的には太陽エネルギーによる走行補助を目指していくとしている。

 

Honda Smart Home System

Honda Smart Home System

さいたま市で実証実験が開始されているHSHS(Honda Smart Home System)との連携により、単なる移動手段ではなく家庭用蓄電池としても機能させることで、日常生活におけるエネルギーマネジメントを最適化し、CO2の削減を検証していくという。

 


 

2013年から日本での実証実験が予定されており、子供のいる家族や高齢者層の近距離圏内の日常的な移動支援、宅配や通勤、カーシェアリングといった幅広い可能性が検証される。走行距離や充電設備などの制限があるものの、都市部での使用ならかなり使いやすそうな小型EVコミューター。普及すれば都市部の移動はかなり便利になるだろう。ホンダなら、ぜひ次世代モトコンポの開発・搭載なども検討してほしいところだ。

 

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