乾燥した冬場は要注意。静電気はイタいよ!の巻

年が明けてからこのかた、東京都心ではまとまった雨があまり降っていないような気がします。北の日本海側などでは豪雪で大変なことになっていますが、皆さんのお住まいの地域ではどんな冬を過ごしていますか?

とにかく東京の冬は、乾燥しまくっています…。口はカラカラ、肌はカサカサ、静電気で髪の毛は貼り付き、ドアノブなどでバチバチ!痛っ! 水分量が少ない50代の身体は実に敏感にその乾燥状態に反応してしまいます(^-^;

子供の頃は、おもしろがって下敷きなどでわざと髪の毛をこすって遊んだりしていましたが、今はそんな静電気を起こさせないのに必死です。「静電気が起きる」と表現しましたが、正しくは、「静電気によって火花放電が起きる」という現象なのだそうです。「火花放電」なんて言われると、ちょっと怖い感じもしますが、放電現象そのものは、それを応用したものが身近にもあるので(代表的なものはコンロやライター等の点火装置)、我々の生活のなかで役立ってくれているものでもあるのです。しかし、玄関のドアやクルマのドアなどでバチンとくると、びっくりするうえに痛いです…。時に、軽いやけど痕がつくこともあるそうですから、気をつけるに越したことはありません。黒っぽい服などは、静電気で吸い寄せてしまった埃が目だって、みっともない思いをすることもありますから、気をつけたいですよね。最近増えた、セルフ式のガソリンスタンドでは、揮発した可燃性蒸気が突然に発火する恐れもあることから、衣服などに蓄積された静電気を放電するために給油前に給油機に貼られている放電プレートに触れる事を促す対策がとられています。ガソリンスタンド従業員は帯電防止素材の衣服を着用しているそうなので、大丈夫ですが、一般の人はガソリンスタンドでの危険性を考えて服を選びませんから、十分気をつけなければいけないということです。静電気で発火事故では、イテテどころでは済まされないですよね。

安全のために電子製品や電子部品を取り扱う製造現場では、日常的に除電対策が施されているそうですが、一般人が日常生活でも使える、キーホルダータイプのものや、貼りつけておくシートタイプなどの対策グッズも販売されているので利用してみてはいかがでしょうか。

「帯電しやすい体質」というのがあるのかどうか定かではありませんが、とにかく乾燥しやすい人は恐らくバチバチきやすい人なのではないか、という仮定のもとに、とにかく露出していている手肌はなべく保湿するように心がけましょう。普通のハンドクリームや保湿クリームでもいいのですが、「ビーソフテン」(ヒルドイドのジェネリック医薬品)というクリームが「血行促進」と「皮膚保湿」にはバツグンの効果があります!通常は皮膚科などで処方してもらうものですが、いわゆる女性向けのハンドクリームなどを使うのはちょっと抵抗があるという男性でも周りの目を気にせず使えます。しかもあまり薬っぽくないパッケージもグッドです! 我が家では、毎月連れ合いが5本ずつ処方してもらっているのを拝借して、ふたりで使っています。

オロナインと並んで、冬の常備薬「ビーソフテン」

乾燥による身体のかゆみなどにも効果がありますので、特にそういった症状なある人にはおすすめです。ぜひ医師に相談して処方してもらって下さい。
冬の大敵乾燥は、皮膚のかゆみ、静電気による放電時の痛みに、発火の危険までと、つらいだけでなく危険もはらんでいますので、ぜひ加湿器を使用するなどして、部屋そのものを乾燥状態にさせないように湿度調整もこころがけましょう! もちろん、今絶賛流行中のインフルエンザ対策にも、乾燥予防ですよ!

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