【S40News!】怪獣コンプリート計画が完結!

HGシリーズ ウルトラマン•ウルトラセブン怪獣コンプリート計画 完結セット
(C)円谷プロ

バンダイは『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』に登場する怪獣フィギュアセット『HGシリーズ ウルトラマン・ウルトラセブン怪獣コンプリート計画 完結セット』の受注を開始している。

商品名からして、何やらスゴいこのセット商品。これをもって『ウルトラマン』『ウルトラセブン』に登場したすべての怪獣と宇宙人をフィギュア商品化するプロジェクトが完結するのだという。発端は、1994年にバンダイがカプセル自動販売機・ガシャポンでフィギュアシリーズ『HGシリーズ ウルトラマン』を販売したことにさかのぼる。その造形と彩色のレベルの高さで大きな話題を集め、子どものみならず大人も夢中になって大ヒットしたのだ。以後、シリーズが次々と重ねられ、種類は続々と増えていった。

そして、2003年になると、バンダイはまだ作っていない怪獣や宇宙人をすべて商品化するという計画を発表する。それから9年が経った昨年末、幻の脚本『湖底の叫び声』に描かれながらお蔵入りとなり、後のベロリンガ星人の原型となった水棲獣人ピニヤが、初めて立体化されこのシリーズに加わることが公開され、この計画は完遂されることが決定したというわけだ。

『HGシリーズ ウルトラマン・ウルトラセブン怪獣コンプリート計画 完結セット』は、このピニヤを含む全19体のフィギュアがセットになったものである。そのラインナップは、ケロニア、ケムール(2代目)、ザラブ星人(2代目)、プラチク星人、ザンパ星人、ガイロスなど17体。これにウルトラマン、ウルトラセブンの2体が加わるが、この2体もかなりレアなモデルとなっており、たとえばウルトラセブンは第14話と15話の2話のためだけに新しく作られたスーツ仕様なのだ。スーツアクターを務めた菊池英一氏のバージョンを立体化したものだという。

計画発表から10年あまり、ガシャポンに登場してから実に19年の時を経て、夢が実現される。

バンダイ公式ショッピングサイト『プレミアム バンダイ』で受注し6月に発送予定。価格は2万4,000円。

   

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