昭和40年生まれのゲームクリエイター・中 裕司が開発を手がけたWiiソフト『ファミリーフィッシング』が累計20万本を突破した。
中は、1984年にセガ入社し、セガの看板キャラクターであるソニック・ザ・ヘッジホッグが主人公のアクションゲーム『ソニックシリーズ』を手がけ、また『ファンタシースターオンライン』というドリームキャスト(セガが発売した家庭用ゲーム機。プレイステーションに対抗すべく1998年に発売)用ソフト初のゲームを開発し、日本で初めて成功した家庭用ゲーム機用オンラインゲームと称され、第5回に本ゲーム大賞を受賞している。現在は、セガから独立し、株式会社プロペの代表取締役を務めるなか、ゲームクリエイターとしてチームを束ね、ソフト開発などで活躍を続けている。
その中が開発を手がけ、昨年夏に発売された『ファミリーフィッシング』が販売本数累計20万本を突破した。中はこれを受け、先日twitterでこのようにツイートしている。
『ファミリーフィッシング』は本格的なつりざお型のコントローラー“さおコン”を使って遊ぶゲームなのだが、ゲーム内に登場する魚は200種類以上、登場する道具や着替えなどは1,000種類以上で、さらにWi-Fi経由で毎月新たな魚が放流されるなど、本物感覚でフィッシングを楽しめることがヒットにつながったようだ。昨今なかなかビッグヒットが生まれにくいと言われるゲーム業界にあって、うれしいニュースとなった。
■中 裕司(@nakayuji)on Twitter
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