【S40News!】「PCX」に150ccモデルが登場。

ホンダは、単気筒150ccエンジンを搭載した新型スクーター『PCX150』を6月7日(木)より発売する。

通勤・通学などの市街地走行から有料道路の利用まで、幅広い用途に適した利便性の高さから人気の集まる軽二輪市場。本モデルはアイドリングストップ・システムを搭載するなど、先進技術を搭載した125ccスクーター『PCX』をベースに、新開発の水冷・4ストロークエンジンを搭載したモデルである。原付二種スクーターのコンパクトさと価格はそのままに、ゆとりある動力性能を実現している。

耐久性と静粛性、燃費性能を高めた新開発のスクーター用グローバルエンジンは、電子制御燃料噴射装置PGM-FIを採用した水冷・4ストローク・単気筒150cc。オフセットシリンダーやローラーロッカーアーム、ロッカーアームシャフトにシェル型ニードルベアリングの採用、知能化された発電制御などにより、徹底的な低フリクション化が実施されている。また、信号待ちや渋滞などの停車時に、エンジンが自動的に停止するアイドリングストップ・システムを搭載し、アイドリング時の無駄な燃料消費や排出ガスを軽減する。これはPCXでも高い評価を得ているシステムで、停車時に静かなのもうれしい機能だ。

後輪ブレーキ(左レバー)を操作するだけで、前輪にも制動力が適切に配分され、効率よく安定した制動が行えるHonda独自のコンビブレーキ(前・後輪連動ブレーキ)を標準装備している他、燃料タンクを足元に設置した低重心設計といった装備はPCXと同様である。ちなみに外観上はPCX150専用のエンブレムを装備している以外の違いはない。

シート下にはフルフェイスヘルメットに加えて、グローブやライディングギアなどが収納できる25Lの収納スペースを確保しており、実用面も問題ない。また、シート高は足着き性に配慮した760mmとなっており、よほど小柄でない限りは支障なく乗り降り可能だ。価格は32万9,700円。

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