【タメ年たちの大活躍!】上川隆也と吉川晃司がW主演の舞台。

手塚治虫原作『陽だまりの樹』が昭和40年生まれの俳優・上川隆也と同じく昭和40年生まれのミュージシャン・吉川晃司のW主演で舞台化されることが発表された。2人は初共演で、吉川はストレートプレー(音楽などのない芝居)は初出演だ。

『陽だまりの樹』は、故手塚治虫の長編歴史漫画の代表作。幕末のある日、上川演じる医者の手塚良庵は、ケガの治療のために訪れた吉川演じる武士・伊武谷万二郎となぜか大喧嘩になる。その後、恋敵として再会するも医師と武士の正反対の性格の二人が、絆を深めながらそれぞれの立場で混乱の時代を生き抜く友情物語。

記者会見で上川は「吉川さんと僕は同い年なんですよ。舞台の上以外でのコミュニケーションも楽しみなんです。音楽を主にやってこられた吉川さんと芝居しかやってこなかった僕とで生まれる異文化交流もあるでしょうし、共通する部分と異なった部分のハイブリッド感が出ればいいと思います」と話す。一方、吉川は「上川さんの胸をお借りして教わりながら。余計な物を持ち込まないで、無心で真っ白いキャンバスになったつもりで、舞台に上がれればと思います」と語りつつ、「一緒に飲みながら(演技について)いろいろ聞きまくろうと思います」と意気込みを語る。

俳優とミュージシャンの共演。活躍してきた畑はちがえど、同じ昭和40年生まれだからこその同じ時間を生きて来た者同士の共通する部分、同じ物を見、同じ時代を過ごして来たということは、きっと舞台によい影響をあたえ、演技にも反映されることだろう。同年齢の2人が共演する今作。注目したい。

舞台『陽だまりの樹』
【東 京】サンシャイン劇場:4月13日(金)~23日(月)/問:キョードー東京(0570-064-708)
【大 阪】新歌舞伎座:5月4日(金)~20日(日)/問:新歌舞伎座 営業課(06-7730-2121)
【名古屋】中日劇場:5月24日(木)~27日(日)/問:中日劇場(052-263-7171)

このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ投稿を!

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