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【S40News!】ホンダがバイクのニューモデル6台を出展。

2012 年 11 月 14 日 編集部員 コメント

ホンダは、イタリアはミラノで開催されている『EICMA2012(ミラノショー)』に、新型の二輪車6機種を出展した。展示したのは『CBR500R』、『CB500F』、『CB500X』、『GOLDWING F6B』、『NSS300 FORZA』、『CBR600RR』となる。いずれも同社の今後の2輪展開を占う重要なモデルといえよう。ここではそれぞれを簡単に解説してみたい。

 

まず、同一エンジン・同一フレームをベースに、スタイルによって用途を分けたのが以下のCBR500R、CB500F、CB500Xとなる。同社のNC700シリーズ(NC700SNC700Xインテグラ)と同様の考え方で車種展開を増やしていくコンセプトと思われる。新開発の水冷・直列2気筒500ccエンジンを搭載し、軽快で素直なハンドリング特性、すぐれた燃費性能、低・中回転域から高回転域までスムーズに回転するエンジンとされている。

ホンダ CBR500R

<CBR500R>
スーパースポーツのフラッグシップモデル・CBR1000RR譲りのフルカウルを装備しながらも、余裕のあるライディングポジションとすることで街乗りからワインディングロードでのスポーツ走行まで、幅広い楽しみ方を提案する1台

 

ホンダ CB500F

<CB500F>
ネイキッドスポーツモデルとして、街中での取りまわしや足着き性の良さなど、日常の移動手段としての扱いやすさを重視したモデル。

 

ホンダ CB500X

<CB500X>
輸出専用モデルの『Crosstourer』や『NC700X』に共通する『クロスオーバーコンセプト』を取り入れたモデル。より長いサスペンションストロークや容量の大きな燃料タンクにより、日常の通勤から週末の長距離ツーリングまで、多目的な用途にフレキシブルに対応できるモデル。

 

CB500 タイ工場で生産

タイ工場で生産開始

いずれも、すでにタイ工場での生産が開始されたことも発表されており、廉価であることがほのめかされている。ホンダの世界戦略における主軸の一つを担う重要なシリーズといえよう。国内では400ccにダウンサイジングされての投入も予想されているが、免許制度の改正を横目に見つつ、500ccのままでの投入の可能性も考えられる。CB400SFなど既存モデルとの兼ね合いもあり、どのように国内投入を図ってくるかにも注目が集まるシリーズだ。

 

GOLDWING F6Bは、水平対向6気筒1800ccエンジンを搭載する大型二輪スポーツツアラー『ゴールドウイング』のバリエーションモデルだ。ユニークなスタイリングとより軽快なハンドリングを実現した、全く新しいクルーザーモデル。フロントまわりにゴールドウイングの名残が見られるが、宇宙的なファニーフェイスとも受け取れる。後部はアメリカンのようなアップライトなライディングが想像されるスタイル。あのキングオブキングスとも呼ぶべき乗り味がどのようにチューニングされているのか、興味深い。発売などについては未定だが、走行映像なども発表されているところからみると、何らかの形で発売されるのかもしれない。

ホンダ GOLDWING F6B

GOLDWING F6B

 

NSS300 FORZAは、同社の250ccスクーター『フォルツァ』の兄貴分的なモデル。街中の通勤から長距離のツーリングまで、爽快な走りと扱いやすくて低燃費も実現した300ccエンジン、フルフェイスヘルメットを2個収納できるシート下トランクなど、実用性と快適性を兼ね備えた中型スクーターとなっている。こちらもかなり完成度が高く、またスタイルは現行モデルに近いところから見ると、海外向けに排気量を大きくしたモデルという位置づけかもしれない。先行しているインテグラとの兼ね合いを考えると300ccというのは悪くない排気量ともいえる。

ホンダ NSS300 FORZA

NSS300 FORZA

 

そして新型CBR600RRだ。これは現行モデルからのフルモデルチェンジとなる。MotoGPマシン譲りの空力特性に優れたデザインと新設計の車体を持つ、新世代スーパースポーツといえる。燃料噴射装置の仕様変更によるスロットルレスポンスの大幅な向上、新たに装備されたΦ41mmの倒立ビッグピストンフロントフォークをはじめとした前後サスペンションの変更、新デザインの軽量12本スポークホイールなどが変更点となる。このクラスの概念を大きく超えた扱いやすくスムーズなハンドリング特性が実現されているとしており、今後の指標になるモデルといえるかもしれない。

ホンダ CBR600RR

CBR600RR

 

前回のNC700シリーズに引き続き、戦略的なニューモデルを多数投入し始めているホンダ。ものづくりを強みとしている我が国のメーカー各社が悲鳴をあげるなか、2輪を足がかりに新興国への足場づくりを着々と進めているホンダとしては、これらのモデルは重要な世界戦略に位置づけられるものといえるだろう。新興国の市場開拓において、2輪と4輪の両方を手がける強みを最大限発揮するための一手を打ってきたホンダ。ファンとしては国内での展開も気になるところだが、同社の今後の世界展開にも注目していきたい。

 

 

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