TOTO考察。

一昨日リリースされた、TOTOの新譜を手に入れた。僕は近年彼らを追いかけておらず、たまに古いCDを引っ張り出しては楽しんでいる。TOTO名義の作品もさることながら、彼らがバックを務める作品の数々が僕のライブラリーには多くあり、ボズ・スキャッグスの『ミドルマン』なんかもうサイコーっである。

 

さてさて、彼らは2019年に無期限の活動休止を宣言したそうで、去年再始動にこぎつけてオンライン・ライヴを開催した。その模様をパッケージしたのが今回届けられた『With A Little Help From My Friends(ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ)』 で、映像の有無、配信の各々がラインナップされている。ソニーの公式サイトによると、今回の再結成でTOTOは15期になるとのこと。うーむ、そんなにグチャグチャとやっていたんだとは素直なおっさんの印象である。ここ近年の活動を僕はほとんど知らない。

 

何はともあれ、このライブ映像をプッシュプレイだ。ライヴDVDを楽しむ僕の流儀で、収録リストを見ずにワクワクしながら鑑賞を始めた。購入を検討している方で僕と同じ流儀をお持ち方のために、ここではリストに触れないが俺たち世代の名曲はきちんとおさえられていると言える。

 

まずびっくらこいたのが、ヴォーカルがすげー。ジョセフ・ウイリアムズで、あの『スターウォーズ』の音楽の作曲者、偉大なるジョン・ウイリアムズさまの次男坊だとのことで、以前にもTOTOに在籍していた。5つ上だから還暦なのだが、素晴らしいの一言で酔いしれた僕だ。パワフルでいて繊細で、初代ヴォーカルのボビー・キンボールと似ている部分を感じながらも、個人的にはジョセフの歌唱がかつてのキンボールを上回っているというのが僕の感想だ。

 

加えてスティーブ・ルカサーもすごい。俺たちがよく知るTOTOの第1期メンバーでは、鍵盤のデヴィッド・ペイチと2人が参加している。僕にとって、絶対的な存在と崇めているドラムのジェフ・ポーカロはもうずいぶん以前に亡くなっているし (泣) 。当然ながら中心人物はルカサーとなるわけで、ジョセフとのコンビが冴え渡っている。2人を中心に回っているのは確かなのだが、決してバックバンドになっていない超絶な演奏が楽しい。とくに鍵盤が僕のお気に入りだ。

 

見終わっての感想は「なんだかうれしい」だった。Vo&Gコンビの年齢を足すと123歳ながら、目をつぶって音だけ聴けば (やっぱりね、ルックスはそれなりに・笑) それは嘘だーってほどエネルギッシュなのだ。よくある (!?) 過去の遺産ライヴでなく、現在のシーンに対してなんの文句も言わせないクオリティを誇る。もうすぐ56歳になる僕にはものすごく刺激になったから、「なんだかうれしい」のである。俺たち世代のTOTOファンの皆さんは、きっと楽しめる一枚だろう。

 

あっ、ボズ・スキャッグスの名前が出てきたからここで僕プロデュースの映像にお付き合いくだされ。ボズの、というよりバラードの名曲中の名曲「ウィアー・オール・アローン」だーっ。

 

 

プロデュース第1弾の「宇宙戦艦ヤマト」も、ぜひお付き合いくだされ。

 

 

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