痛風とか高血圧とか肝臓とか。

そぼ降る冷たい雨の中、昨日も元気に駆けつけてくれた猛者たちにより『浅草秘密基地』が開催された。まるで『昭和40年男』の誌面のごとく、様々な話題があがり意見が交わされた。最近、40代後半の嗜好の変化ってヤツを感じる場面が多く、僕だけだと思っていたらそうでもないような会話がいくつも飛び出す。たとえば昨日話題になったNHK朝の連ドラとか大河ドラマの話なんてのは、10年前どころか5年前でもタメ年同士ではあまり盛り上がらず、年上の同業者なんかを相手に展開していた話題だ。朝の連ドラに関しては、放送時間の変更と『ゲゲゲの女房』をキッカケにつき合い始めたとの声をよく聞く。実は僕もその1人だ。一方、大河ドラマはビデオに収めて追いかけるのをここ10年以上の習慣にしていて、今年は近年で群を抜いて素晴らしい。役者たちの力はもちろんのこと、そのテンションを引き出している監督以下スタッフの気合いが合致して、画面から伝わってくるパワーは凄みさえ感じる。どこをどう感じたら「汚い」などとの批判ができるのか首をひねるばかりで、個人的には近年の最高傑作だとしている2000年放送の『葵徳川三代』に迫るクオリティを感じている。余談ながらあのとき家康を演じた津川さんは、命を燃やして役に挑んでいると感じさせられた。役者とはこれほどすごいのかと。今回も中井貴一さん、伊東四朗さん、三上博史さんなんかもう涙もので、きっと清盛の松山ケンイチさんもドンドン凄くなっていくことだろうし、タメ年役者たちも素晴らしい。互いが引き寄せ合いながらの、グルーブみたいなものがあるのだろう。この時代にこれほどのつくり込みが存在することを、大げさでなく幸せに感じている。紅白歌合戦の役者版を毎週流しているようなものだ。

そんな大河ドラマ賛美の声の中、遅れてやってきて「いやあ、痛風やっちゃいました」とのひと言から話題は急展開した。数日の違和感にネンザかと放置していたところ、赤く晴れてきてすぐ疑わしいと病院へ行ったそうだ。おかげでさほど痛むことなく、昨日もガンガンにビールを呑んでいた。が、そこは気になる今年47歳の面々である。みんなどうなのよ? 尿酸値は、血圧は、血糖値は、コレステロールは、そして、月曜日から元気に呑みにくる面々であるから肝臓の数値は? どうやら深刻ではないものの、みな気にはなっているようだ。僕はここ3年間健康診断を受けていなくて、来月のまさに〆切直後に会社の検診予定になっている。毎年なぜか検診の直前に仕事が入ってしまい(笑)行っていないのだが、今年は現実と向き合おうと思っている。さあ、どんな数値になることやら。なにか出たら、改善企画とか誌面で展開できるから、それはそれでいいか!!

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2件のコメント

  1. 今日本屋ではじめてこの本のことを知りました。
    私も1965年生まれなので、昭和40年と言うキーワードにはついつい反応してしまうのです。
    本はこれからじっくりと読ませていただきますが、懐かしいことがたくさんつまってそうで、非常に楽しみです。毎週月曜日の飲み会も楽しそうですね。
    私の家も浅草に近いので、チャンスがあったらと考えています。
    初めての者でも入って行けるのでしょうか?

    私はFacebookでこんなページを運営してます。
    http://www.facebook.com/shouyoka
    本のコンセプトと重なるとこがあるのかなぁと。
    本読んでまた感想とかコメントしますね。
    ではでは。

    • ありがとうございます。浅草秘密基地はとってもラフな会ですから、お気軽にお越しください。毎週月曜日にお待ちしています。

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