【S40News!】昭和40年男が2位!

昨日、発売日を迎えて各方面から反響をいただいている『昭和40年男』2月号、みなさんはもう手にしていただけただろうか。編集部は校了してからはもう手を出すことはできず、「あとは煮るなり焼くなり、好きにしてくれい!」とばかりに、まな板の上の鯉状態なわけだが、それでもやはり気になるのが販売状況である。

とはいえ、書店に配本されて、実際に販売され、その正式な結果が戻ってくるのは数ヶ月も先の話だったりする(ただし「好調だ」とか「全然ダメ」とか、ある程度の傾向はわかる)。生鮮食品などと違って、販売期間が長めであるということも一因だが、この情報化社会において、販売結果が出るのにそんなに時間がかかるなんてちょっと信じられないだろう。が、いわゆる旧態依然とした仕組みが守られているこの業界では、我々弱小出版社がワーワー騒いだ所でなんの影響もない。ところが、インターネットの普及と、アマゾンという黒船の存在によって、書籍のネット通信販売の比率は増していく一方なのはご存知のとおり。場合によっては送料無料だったりするわけだから、買うと決めている書籍や雑誌なら、書店に行かなくても自宅に配送される通信販売は便利この上ないだろう。そうなると、書店さんのさらなる苦労が忍ばれるわけだが、まあそれについてはここでは置いておく。

このネット通販サイトでは、さまざまなランキングを公開していて、発売日別、ジャンル別、売上別、購入者の性別や年齢別など、あらゆるランキングが存在する。そしてネット通販が普及してくると、ここでのランキングが書籍や雑誌のある程度のバロメーターになるというわけだ。だから、我々編集部でも、最新号をリリースするたびにこのランキングをチェックして、その上下に一喜一憂している。アマゾン、楽天ブックス、セブンネットショッピングなどがその主なサイトとなる。なかでも一番気になるのは、書籍販売を中核として、あらゆる通販を手掛けるアマゾンだ。その認知度の高さはもちろん、扱い部数の多さやしっかりした流通体制を持っていることもあって、信頼性が高いと考えられるからである。

いやはや、前置きがえらく長くなってしまったが、そのアマゾンの「男性ファッション・ライフスタイル」カテゴリにおいて、1月11日に発売した『昭和40年男』2月号がなんと2位を獲得してしまった。アマゾンでは1時間単位の販売数の集計を元にこのランキングを作成しているようで、販売開始後に7位〜8位をうろついていたが、昨夜遅くに3位に食い込んで以降、今日の昼頃までそれが続き、そして昼過ぎのランキング更新で2位にランクアップした。これがどれほどすごいことかというと、他の顔ぶれを見ていただければよくわかる。

 1位 FINEBOYS (ファインボーイズ) 2012年 02月号
 2位 昭和40年男 Vol.11 2012年 02月号
 3位 SENSE (センス) 2012年 02月号
 4位 Men’s JOKER (メンズ ジョーカー) 2012年 02月号
 5位 BRUTUS (ブルータス) 2012年 2/1号
 6位 MEN’S NON・NO (メンズ ノンノ) 2012年 02月号
 7位 smart (スマート) 2012年 03月号
 8位 Pen (ペン) 2012年 1/15号
 9位 Gainer (ゲイナー) 2012年 02月号
 10位 日経 TRENDY (トレンディ) 2012年 02月号

老舗の大手出版社による超有名雑誌がずらり。このなかに昭和40年男が入っている事自体、かなり違和感があるのがわかってもらえるだろう。ちなみに、これまでにもベストテンに入ったことは何度かあって、それでさえ大喜びしていたわけだが、こんなに長い期間トップテンに入り続け、あまつさえトップ3どころか2位につけるなんてのはまさに編集部にとってニュース以外の何物でもないのである。

もちろん、このランキングが瞬間風速に過ぎないということは理解している。出版社や著者によっては注文を集中的に行ない、一時的にこのランキングを上昇させるようなキャンペーンを張っているらしいということも知っている(もちろんウチはやらない、というかやる予算もないw)。また、ランキングに並ぶ他の雑誌ほど部数があるわけでもないのは現実だ。それでも一つの指標として、多くの読者に受け入れられている証明になることは、これまでの傾向からわかっているので、今回はとくに期待してしまっているというわけなのである。

ここまできたら、狙うは1位である。今回の号でそれが達成されるかどうかは不明(今夜あたりいったりしないかな?)だが、ツイッターなどでも状況を報告していきたい。ちなみに、アマゾンの雑誌トータルランキングでは昨夜に30位、楽天ブックスの男性誌カテゴリでは昨夜から今朝にかけての7位が最高位と思われる(ただし目視で確認しているので、もしかしたら瞬間的にもっと上に行ってる可能性もあり)。

※1/13 追記
書店での売り切れが各所で発生し、弊社への追加注文が相次いでいる状況から、全国的に品薄になっていることが予想されます。1/12の夕方には、アマゾンでも品切れとなってしまったため、急遽弊社からの出品手配をしました。弊社在庫も残り少ないためご検討中の方はお急ぎ下さい。まだ楽天ブックス、7ネットショッピングでは購入できるようです。ご迷惑をおかけしますが、よろしければこちらもご利用下さい。なお、売り切れに伴ってランキング低下しましたが、1/13 AM10:00現在、なんとか5位に踏みとどまっています。また、アマゾンでの売り切れを受けて、楽天、7ネットショッピングのランキング上昇中。

◆副編集長:小笠原
年末年始の食べ過ぎによる体重増加、胃拡張をただすべく、ダイエットしようかしまいか、悩みがつきない。

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2件のコメント

  1.  先ほど、届きました~!!チャボが還暦にびっくりしました★いつまでも若いイメージだったので。
    私は中学時代からのファンで、スポーツ大会の合間をぬって友達とジャージ姿で公衆電話に走り、
    RCのコンサートのチケットを取ったのが初めてかな。それから、ずっと好きでした★
    復活の武道館コンサートもとても良かったんです!後ろ側の席でしたが、キヨシローは何度も来てくれて大サービスしてくれました…。
      昭和40年男、初めて読みましたが、同世代だからか?興味のあるものばかり載ってますね。
     硬派銀次郎も、大好きな漫画です!
     後で、ゆっくり読ませていただきます♪ありがとうございました。

    • チャボさんは年齢こそそうかもしれませんが、生き方はまだまだ還暦でなかったですよ。現役のギター少年でしたから。ゆっくりと読んでいただいたら、感想を聞かせてくださいね。

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