ロッド・スチュワートが1977年のベストワン。

なんで1977年かといえば、ご好評いただいている『昭和40年男』の総集編、『ザ・タイムマシン』の4発目を作っているからだ。次号はここから始まって、4年間を切り取っているから昭和50年またぎの号となるのだ。21日発売だから、ぜひチェックしていただきたい。

 

で、つぶやきの本題である。1977年というと、洋楽に目覚める前年で邦楽に夢中だった。沢田研二さんの「勝手にしやがれ」が大ヒットしていた年だ。その裏で、ビルボードの年間ランキング第1位がロッドスチュワートの「Tonight’s the Night (Gonna Be Alright) / 今夜きめよう」だった。翌年より洋楽にハマり、ロッドと出会った曲こそ「Da Ya Think I’m Sexy? / アイム・セクシー」であり、ある意味「勝手にしやがれ」でジュリーに憧れたのと同じような見え方だった。ビルボードでは79年の年間ベスト4位になっているから、単純に比較にはならないがアメリカのリスナーたちがロッドに求める世界観は腰フリフリの「アイム・セクシー」よりも、ロマンチックに女の子を口説くプレイボーイなんだな。そして思い出した。「今夜きめよう」は「マギー・メイ」以来となる全米でのビッグヒットだったとライナーノーツで読んで、理解しようと懸命に聴き込んだが今ひとつ夢中になれなかったことを。今に至っても、ロッドの大好きベストテンには入らないかもしれない。

 

収録された76年発売のアルバムで、今日のビジュアルの『ナイト・オン・ザ・タウン』はなかなかの名盤だ。オープニングの「今夜きめよう」に続く「さびしき丘」はベストテンに楽々入るし、秀作揃いだ。75年発売の『アトランティック・クロッシング』以降、少しずつポップ色が強くなったと言われるが、今になって聞くとそれが嫌味に思えない。声も円熟味があり、フェイセズや同時ランさせてリリースしていたソロアルバムの勢いが男のダンディズムへと移り変わったように聞ける。このアルバムに続いて77年に発売された『明日へのキックオフ』も大好きで、ジャケットを眺めてはうっとりタメ息をついたロック小僧だった頃が昨日のようである。

 

キャリアを眺めると、僕の歳の頃にもまだまだ大活躍していた。前年に大病をしたものの、2001年にオリジナルアルバム『ヒューマン』をリリースしているのだ。このアルバムは持っていないから、タメ年ロッドの歌に刺激をもらおうと購入することにした。て、僕はどこまでロッド好きなんだろう。40年以上もお世話になりっぱなしだ(笑)。

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