悩ましき映像の世界。

 

「誰もが自分の意見を言うことができる世の中を創造する」を理念に掲げる、社団法人ボイスコミュニケーション協会 の理事長の木村さんからオファーがあった。ともかくしゃべればいいとのことと、活動が目指しているベクトルが僕の考えに合致したのでホイホイと出かけてきた。場所は僕が提案して、『昭和40年男』とは提携関係を結んでいる麻布のオッサレーなレストランの『セレニータ』だ。2時間ほどカメラを回しただろうか。ついつい熱くなってしまい、NGワードがたくさん出てくる収録だったから、さぞ編集はご苦労だっただろう。だがそこはさすがプロで、うまーくまとめてくださったからぜひのぞいてみてほしい。

 

コンテンツクリエーターなる肩書きをつけてくださった。先日の藤沢市のイベントでは、コミュニティメーカーとしてこれまで大小多くのコミュニティを作ってきたと胸を張り、懲りることなくそのイベント参加者でコミュニティを作ろうと提案して僕のプレゼン、いやアジテーションは幕を閉じたのだった。編集長、プランナー、そしてミュージシャンなど、肩書きの種類はあれど僕の気持ちとしてはこれまでひとつの仕事に従事してきた自負は強い。“騒がし屋” である。火の無いところに煙を立てる。基本的に世の中になくてもいい事しか生み出せない。生活の中にガハハを生み出すことが目標。と、ミュージャンを目指して突き進んでいた頃より、いや、小学校のお楽しみ会で笑いを取ることだけが生きがいだった頃より変わっていないのかもしれない。

 

とまあ、ありがたいことに今回コンテンツクリエーターなる称号を得たのはよしとしよう。映像といえば、ちょうど発売日にBS日テレの番組『バカリズムの大人のたしなみズム』出演させていたただいた。こっぱずかしいもので、やはり出っ歯が気になる(泣)。そしてつくづく加齢とは残酷なものだと思い知らされた。同じ雑誌という意味では、『ダンチュウ』の編集長はレギュラー番組を持っていて、彼のほうが歳上だってのに断然若く見えるじゃないか。ふん、仕方なしさっ。

 

バカリズムさんの番組に出させていただき、猛省できたというか収穫があった。それは “瞬間勝負” ということだ。「そうですよね」なんて同調ワードは、バラエティでは絶対にNGなのだ。出てきた意見にさらにかぶせるとか、否定でもいい。最悪絶叫でもいいのだとわかった。前述のインタビュー映像だったり、普段出演させてもらっているラジオやイベントのMCは流れの中で主張を組むが、バラエティ番組はそんな無駄は許されない。フワちゃんのすごさが、ここにきてやっと理解できたおっさんなのさ、チャンチャン。

 

ではでは、よろしかったから僕のインタビュー動画にお付き合いくだされ。

 

Voice Session 100 ♯1 北村明広1

Voice Session 100 ♯1 北村明広2

Voice Session 100 ♯1 北村明広3

Voice Session 100 ♯1 北村明広4

Voice Session 100 ♯1 北村明広5

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