なんてったって、仮面ライダー。(7)

仮面ライダーカードを開ける瞬間。
「目指せラッキーカード!」
だが、そうした気合いが天に届くことなどそうそうないということを
小学生にして知るのである。
タチの悪いことに持っているカードとダブることさえよくある。
それも雑魚怪人でダブったりすると
それはもうその日の投資はすべてがパアということになる。

カードコレクターの間では頻繁にトレードが行なわれるのだが、
雑魚怪人のものはほとんどその対象にならない。
どうしてもゲットしたいときに
文字通り交渉の末端になんとか座っている程度だ。
「じゃあさあ、この怪人カードも付けるからさあ」
などと、3枚対1枚の交換を成立させたりした。

うん、なんとも悲惨なものだ。
こんな役立たずなカードを引いてしまった翌日は
ヤケで食いに走り、真のコレクターには遠のくばかりであった。

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