ホットドッグ・プレスの創刊号に涙!!

水曜日に発売となる兄弟誌の『昭和50年男』の特集はタイトルを“オレたちが認めた 好敵手”として、昭和50年男周辺世代に突き刺さったライバル関係で構成した。ちょいと脱線ゲームながら、ここで何度かつぶやいていることで、この“オレたち”と表現するのにどんだけの議論をしたことか。昭和40年男では“俺たち”としているが、ここは10年違いを詰め込んだ小さな差異ながら、大きな時間を費やしたのであ〜る。

 

で、その弟分たちのライバル関係にこの2誌が燦然と輝くのだとして、特集ではインタビュー記事を作っている。ご存知『ポパイ』と『ホットドッグ・プレス』だ。これは俺たちにとってもライバルじゃないかとツッコミどころだが、彼らにとってもまさに好敵手だったそうだ。こうした共通点があったり全くわからなかったりというのがおもしろい。

 

で、その苦労した作業のまだ痛々しく(!?)残る編集部でこうして手に取り、『ホットドッグ・プレス』の創刊号をペラペラと眺めた。1979年の7月号が創刊ということだから、俺たちはまだ中坊の夏のことだった。おしべとめしべがやっとわかり、エロいものに強く興味を持った頃だ。どれどれ、そんな頃の『ホットドッグ・プレス』はさぞ過激なんだろうなとめくるが、エロいページは一切出てこない。のちにおかずにもなっていく前夜の創刊号は、爽やかな1冊に仕上げられているから驚いた。思わず、冒頭の創刊挨拶文を興味深く読み込んでしまった。

 

ボクたちはホットドッグが大好きだで始まる名文だ。ホットドッグとはシンプルながらテイストはアメイジングだ。そしてアメリカ人にとってはお袋の味だと続き、コークとの組み合わせは青春の証人とも言えるとしている、ウムウム。そしてこの雑誌は、できたてのホットドッグみたいに、ほかほかしたぬくもりを伝えたい、意識の空腹を満たしたいとしている。く〜っ、泣けてきたぞ。締めは、生活を豊かにする知恵と情報があふれ出ているとして、以下ラスト原文では、ボクたちと共に考え、行動するスーパードッグ号は、今こそ21世にむけてテイクオフするのだ。く〜っ、くどいが泣ける。大人の本気がここにあるじゃないか。そして1980年代に突入して高校時代くらいからだろうか、俺たちはポパイと並び2大生活情報誌にどっぷりと世話になったのだ。それはうちで指すところの“オレたち世代”にも受け継がれたのだな。うんうん、美しい話だ。230円の創刊号がテイクオフして、その後どれだけの男たちを男にしたのだろう。やっぱりオラ、雑誌が好きだーっ!!

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