春が来た!!

今日はなんだか違和感のある2月3日で、豆をまきたくなるじゃないか。それが立春とは長い人生で経験がない。高校を卒業する直前の1984年に、2月4日が節分だったとのことを今回の件で知ったが全く記憶がない。みなさんはいかがだろうか?

 

さて、なんだかコロナで嫌な日が続いているがなんてったって今日より春だ。気持ちだけは前向きにパーっといきたいですな。そんなうれしい日に思い出す曲は、やはりなんてったってキャンディーズの『春一番』だな。昔は季節の移ろいをハッと思わせてくれる曲が実に多かった。職業作家たちのネタとして季節は大きな要素であり、またその移ろいを聞き手に感じさせるのはテーマとして申し分なしだ。キャンディーズは他にも季節歌が多く、夏の到来を知らせてくれる『夏が来た』は緑が空の青さに輝く、夏好きの僕には最高の1曲である。

 

松任谷由実さんの『春よ、来い』も春を代表する名曲ですな。ユーミンの奥深さはサーフ&スノーのリーダーでありながら、こうした日本情緒あふれる曲もラインナップしているところだ。聴くたびにいつも感心させられる。童謡で親しんだフレーズで現代の曲を書くのは秀逸なアイデアでもある…ってね、ちょっと自慢しちゃうとこのアイデアで僕は1985年に1曲書いた。ユーミンより先輩だ、えっへん!! 春よの後に点を打つセンスがなかったのは、この曲を知った時に地団駄を踏んだが、まあそこそこでしょ。この曲は今も大切にしている曲で『浅草秘密基地』でジャイアンになった時にはたまに披露している。首をつって死んじまった相棒ギタリストとの競作で、彼もすげー気に入ってくれた世界観だ。サビの決めは「手を合わせ祈る 早く春よ来い」とした。言うまでもなく、春とは単に季節を表すだけでない。

 

コロナ騒動のままに1年が過ぎ去ったことになる。この世に生きるほとんどの方が苦しみ、早く春が来ることを祈っている今日だ。季節の上では迎えられた春を、今宵はせめて満喫しようではないか。お家でキャンディーズと松任谷由実さんで乾杯だな。僕の『春よ来い』もお聴かせしたいなあ(笑)。

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