明日はきっといいぜ!! (風は西から by 奥田民生さん)

いやあ、それにしても楽しいお正月だった。僕の辞書では節分を持ってしてお正月が終了なのだが、カレンダーをめくる今日もお正月から大きく遠ざかる日で、ちょっぴりさみしい気分だ。また来年もいいお正月を迎えられるように、残りの11ヶ月を走ろうとやる気も湧いている。と、すでに今年の1/12が終了する今日は雲ひとつない青空が気持ちいい東京だ。

 

今年元旦に、仕事への取り組み方のシフトチェンジを肝に命じた。もう1年になるコロナの影響で考えさせられることが増えたことは大きく、こればかりは恩恵だと捉えている。ズバリ、70歳までは現役を貫くである。会社に必要がなくなったとしても、表現者として現役でいることを初日の出に本気で誓った。これまでもおぼろげにそのくらいまでがんばろうかな、いや、うまくいけば65歳の引退でいいかななんて考えていたが、もうそんな逃げ道は作らないことを強く決意できた今年の初日の出だった。

 

僕の仕事の根本はガハハの提供である。生きていく上では不必要なものをなりわいにしているのだから、せめてバチが当たらないように心を込めて生み出す。しかも大切な資源を使っているのだと肝に命じて努力しているつもりだが、いつもいつも努力不足を責めることになるだらしない男だ。多くのアスリートや作家さん、同業者などなどから仕事への執念を学び、自分に言い聞かせてはお正月に誓いを立てる。それを、月初だったり週明けだったり毎朝の鏡の前だったりと、自分にぶち込んでいる。きっと30、40代の頃よりは集中力は増していると思うが、まだまだだと追い込んでいる日々だ。

 

前述した通り、だらしない男ゆえ自分を追い込まないと流されていく。が、おもしろいのは鶏と卵とでも言えばいいのか、強く決意したからなのか自分を追い込ませてくれる案件が次々に飛び込んできた1月だった。そのままに、これまでの月間仕事量は人生最大量を更新できた。想いは“なにか”を連れてくるんだなと改めて実感していて、まるで青空が祝福してくれているように感じながら、今日のタイトルにした曲を口ずさんでいる。♪未来はずっといいぜ〜!!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で