冬至を喜ぶ昭和40年男。

本日、冬に至った。ということは、明日よりは春、そして夏へと向かうということじゃ。昼がもっとも短く夜長な今日で、明日よりはわずかずつだが日が長くなる方に転ずる。夏好きの僕にとって1つのうれしいピリオドである。新年を迎えるとなんとなく、陽が柔らかく感じられる日が混じる。冬至を過ぎたからの錯覚という気がしなくもないが、そんな日は「ああ、向かってる」と喜びが満ちてくるバカ者だ。

 

本来であれば今日は、読者の集い『浅草秘密基地』のクリスマスパーティだった。冬至でパーティなんて最高の日取りだったが、当然ながら中止である。毎年、11月に入るとクリスマスソングを練習することが恒例だから、それは怠るまいと練習した。変な話、練習とはいえクリスマスを超えるとクリスマスソングは歌いたくなくなる。11月の終わりくらいになって、街にツリーが飾られ始めてやっと歌い始める。ジョンの『ハッピー・クリスマス』や『きよしこの夜』、『サンタが街にやってきた』なんかがレパートリーで、毎年のことながら最初は所々忘れていたりするが、3回ほど歌えば体に染み付いているのがよみがえる。

 

大事にしている歌が、昭和の末にあったスペシャルクレイジー音楽特番の『メリー・クリスマス・ショー』で披露された、ユーミンと桑田さんの共作による『キッシン・クリスマス』だ。写真のベストアルバムによって2012年に音源化される以前は、幻の名曲だった。僕はテープに録音したものから拾って、ずいぶん以前よりレパートリーにしていた。秘密基地で歌うと知らない方の方が多い印象だが、サビのケツを「今年の思い出にすべて君がいる」でパシッと締めるユーミンの歌詞にシビれる参加者は多かった(ほんとか!?)。毎年これを歌うことで、僕は味わうことができないクリスマス気分を楽しんでいる。

 

去年のクリスマスパーティは本当に楽しかった。舞台となっているショットバー『FIGARO』を貸し切りにして騒いだことが、今となってはまるで夢のようである。歌に合わせてプレゼント交換なんてやったり、僕はシャンパンを差し入れて何度も乾杯した。いやあ、やっぱり今の苦境を考えると夢みたいに感じられる。でもきっと、来年の冬は大丈夫だ。その日にきちんと歌えるように、クリスマスが過ぎる以前はキチンと練習しておくことにする。

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