ゴダイゴの衝撃 ~大編集後記。

4章で構成した特集のpart2は、part1でフォーカスした1978年を受けて1979年のシーンで作り込んだ。昨日つぶやいた甲斐バンドによる新年幕開けの衝撃に続いて、中1の頃のある日曜日に突如ブラウン管から飛び出してきたのは衝撃のロックサウンドの「モンキー・マジック」だった。加えて感動のエンディングテーマの「ガンダーラ」は、それまでまったく触れたことのない音楽に感じた。テレビドラマ『西遊記』で、夏目雅子さんの美しいお姿も衝撃だったから中1の僕はこのドラマに完全なるノックアウトだった。その翌年はまさにゴダイゴの年と言っていいほどだった。てな訳で、甲斐さん同様に “動乱の年” に配置させていただいたのだ。

 

話を聞いたのはミッキー吉野さんだ。日本の音楽をワープさせたと思っているほど、僕は彼を尊敬している。特集の対象になった当時をミッキーさんなりに振り返り、そしてゴダイゴの戦略についても多くを語っていただけて必読のインタビューになった。

 

以前『昭和洋楽』というタイトルで特集を組んだ時に、僕はゴダイゴは洋楽だったと主張し、そのラインナップに加えた。きっと多くの同世代諸氏にご納得いただけるのではなかろうか。リズム隊が外国人だったことや浅野さんの洋楽っぽいカッティング、シンセを大胆に取り入れたミッキーさんに、完璧な英語で歌うタケカワ・ユキヒデさんと、やはり完璧な洋楽である。

 

ゴダイゴが出てきた頃、僕は洋楽にハマりまくっていて、日本の音楽を少し見下すようになっていた。今考えると本当にバカな話だが、ロックとは欧米のものだとハンコを打ってしまったのだ。が、そんな中にあっても彼らは別次元の存在だった。それがなぜだったかを教えてくださるインタビューは、やっぱり必読なのだよみなさん。まだ買ってないそこのあなた、ポチっしちゃいなさい!!

 

 

さてこれよりはさらなるPRだ。『昭和40年男』はコーラスグループの「フォレスタ」をプロデュースしていく。その第1弾動画がこれなんで、ぜひお付き合いいただきたい。曲は「宇宙戦艦ヤマト」だーっ。

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