コロナ禍で胃の不調が増えている!の巻

「食欲の秋」、昔からなんの疑問ももたずに使われてきた慣用句ですが、今年の秋皆さんの胃腸は元気ですか? 健康と暮らしに関する情報を発信するポータルサイト「マイライフニュース」を運営するヒューマン・データ・ラボラトリが行ったアンケート調査によると、コロナ禍において約4割の人が胃の不調を感じているという結果がでたそうです。

もちろん、もともと胃の具合がよくないという人も含まれていると思いますが、今回の調査では、胃の不調を感じる人の約半数はコロナ禍前より不調の程度が重くなっていると答えているということで、コロナ感染拡大の影響で一変した生活が影響を与えていることは否めないようです。症状としては「胃もたれ」「胃痛」「胸やけ」の順になってるそうですが、その原因が、自身でもストレス性のものであると考える人が63%超もいるということです。実際、通院して検査を受けた人の68.8%は「異常なし」と診断されており、明確な原因となる疾患は見つからずストレス性のものであるという調査結果もでています。

コロナ禍に通院した人の検査結果はほとんどが「異常なし」(68.8%)

こうした状況をみると、在宅ワークや外出の自粛などで知らず知らずのうちにストレスがたまり、胃に不調をきたしてしまっていることがわかります。たぶん胃というのは体内でも比較的ストレスがあらわれやすく、影響されやすい臓器なのではないでしょうか。このことを考えると、胃の不調が長く続くけばうつ病などのさらに深刻なストレス性の疾患につながらないとも限りません。特に異常がないのに胃の調子がよくないという人はストレス発散を心がけ、症状の改善を目指したいところです。加えて気になるのは、アンケートで不調を訴えた人の約4割が、在宅・自粛生活で甘いものを食べるようになったと答えていることです。

胃の不調を訴える約4割の人が、在宅・自粛生活で甘いものを食べるようになった!

「バランスに気をつけるようになった」「自炊したものを食べるようになった」と回答した人で「胃の不調を感じていない」という人の割合が比較的多いところを見ると、在宅での食事はよい面もあるようです。ただやはり、以前よりも甘いものを食べるようになった人のなかで不調をきたしている人が多いというのは、「ストレス解消のために甘いものを食べるようになってしまったのでは?」 と考えると、その負の連鎖がよくわかるような気がします。いずれにしても、相当数の人がこのコロナ禍でストレスをため込み、胃に不調を感じていることだけは間違いないようです。もし自分もそんな一人だと思っている方はこれ以上悪化しないように何かしらの対策を考えましょう。原因となる直接の疾患がなくても、胃もたれや胃痛はつらいと思います。少しでも改善するためにどんな食べ物がよさそうだと感じますか? その回答によると、やはり「ヨーグルト」がダントツの1位で、以下消化のよさそうなお粥、豆腐、うどんと続いています。ただし、これはあくまで「胃によいと思うもの」という回答なので、医学的・科学的根拠に基づく数値ではありませんので、これらを食べることで調子がよくなるという結果ではありません。その点はご了承くださいませ。

「ヨーグルト」が胃の不調の際に食べたい食品の1位に

嘘だと思われるかもしれませんが、実は編集部・まつざきは胃が痛くなったことがないので、胃の位置すらよくわからないんです(笑)。普通に食欲が出ないということはまれにありますが、胃もたれ、胸やけといった感覚もわからないんです(笑)。しかし、前代未聞のコロナ禍ですから、私と同じように胃が頑丈な人でも「明日は我が身」とならないとも限りません。学校生活や職場環境の変化、さらにプライベートでの外出なども機会が減り、このように老若男女問わずストレスが蔓延していることをあらためて知ることができました。新型コロナウイルスに関しては、緊急事態宣言が解除されて数ヶ月経っても、今また第3波の兆しが見え、予断を許さない状況ですが、やみくもに恐れることなく、個々が感染予防対策をきちんと行うことがまずは大切。そのうえで、三密を避けた外出、自宅でのビデオ鑑賞や屋外での軽い運動などを行ってストレスをためない生活を目指しましょう。

 

「胃の不調に関する実態調査」よりグラフを引用
【調査対象者】
・全国の20歳~60歳以上男女 2,000人
・性別、年代(10歳刻み)、就業有無による均等割付
調査手法:インターネット調査
調査時期:2020年10月15日(木)~2020年10月19日(月)

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