ブラウン管を駆けたマシンX 〜大編集後記。

 

よい子のみなさーん、いい週末でしたか〜? やっとこさ秋がやってきたかなぁという東京で、暑さ寒さもやわらぐもうすぐ彼岸だから、そろそろ過ごしやすくなってくるだろう。そしてそう、読書の秋だ。それにふさわしい一冊『昭和40年男』の最新号、vol.63ご紹介させていただく。

 

手にしていただいた方々から多く聞かれるのは、表紙の渡 哲也さん採用についてだ。訃報を聞いてよく作ったとお褒めいただくが、これまでもつぶやいてきたとおりそれは断じて違うっ!! 悲しい知らせを聞く前から表紙はもちろん、予定どおりの内容と予定どおりのページ数のままに作り込んで完成させた。特集冒頭の扉ページや、昨日ご紹介した本編冒頭の書き出しに哀悼の言葉を盛り込ませていただいたが、ほぼ粛々と進んでいき現在書店で大暴れしている。

 

さて、画像を掲載したこの見開きだ。そう、今回は刑事ドラマで活躍したクルマの特集なのだ。昨日ご紹介したページはその意味ではプロローグ的な見開きで、これがテーマに沿ったドアタマということになる。クルマ特集としての1台目は『西部警察』より「マシンX」の登場だ。タイトルバックは表紙で採用した写真が横位置で決まっている。つまり表紙はこの写真をカットして使ったことがバレるだろう(笑)。

 

このページからは俺たち世代に多くいるカーキチたちを喜ばせる、まさしくクルマ特集だ。が、クルマ雑誌とは異なるルンルン気分で読めるのはやはり『昭和40年男』テイストだから。クルマにまつわる解説的な本文がありつつ、ドラマの中での活躍やもっと奥深いところにまで切り込んで書いてある。その奥深いところは読みながらうなずいていただければ幸いである。『西部警察』ファンにとっては、強く強くシンパシーを感じながら読み進められるはずだし、そうでない方にも「へーっ?」がたくさん詰まっているからきっと楽しく読めるはずだ。もちろん、明日への元気と夢は満載!! と、そんな最新号をぜひお楽しみあれ〜!!

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