西部警察の衝撃 〜大編集後記。

 

さあ、今日も真昼間からビールなんか呑んじゃって『昭和40年男』の最新号での〜んびり過ごそうじゃないか。それこそ至福ですな。まだ手に入れてない方は、まずは騙されたと思って立ち読みしてほしい(書店さん、スンマセン)。価値を感じたらレジへゴー!! 63回目となるみなさんとの勝負は、どうやら悪くはなさそうだ。

 

今回の特集は、そもそもクルマをテーマにしようとぼんやり決まっていた。そこに刑事ドラマと結びつけるというアイデアが降りてきて「いけーっ」と取り掛かった。これまで何度かトライしてきたクルマ特集とはまったく異なる特集を組むことができたが、困難の連続だった。まず飛び込んできたニュースが石原プロモーションの解散である。さらに渡さんの訃報が追いかけて、現場は混乱と悲しみに包まれた。画像のページの書き出しがまさにそうで、昨日つぶやいた扉ページに続いてこれらに触れて特集が始まるのは本当につらい。ラストの編集後記でも締めて、哀悼の一冊になってしまったのが残念でならない。

 

さてさて、画像を掲載した『西部警察の衝撃』は特集本文のトップページだ。ど迫力の象徴的なカットがタイトルバックになっていてよい。『西部警察』にまつわる驚愕の数字が並び、それだけでも購入価値があるってもんだ(笑)。それにしても、そこまでの投資をよく支え切れたものだと愕然とする数字だ。まるでハリウッド映画のような映像をブラウン管に持ち込んだ、石原プロの画期的で偉大な功績である。ガキの頃の俺たちに、よくぞこれだけのスケール感を見せつけてくれたものである。今更ながら感謝に堪えない。

 

見出しにあるように、劇中で破壊したクルマが4,860台にも至ったという。これだけでなく、このページには『西部警察』にまつわる知らなかった事実が多く語られていて「へーっ」の連続である。ここから『西部警察』セクションは30ページに渡って構成していて、その大ボリュームにふさわしくネタの宝庫である。胸を熱くした者たちにとっては永久保存版となること間違いなしで、表紙で語ろうかと思ったが『昭和40年男』は毎号そうだからやめておいた(笑)。さあ、男たちよ。書店へと急げ。充実の日曜日を手に入れるのだ〜。

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