次号表紙発表!!

本日ラッキーセブンの7日だ。俺たちの63回目の勝負となる、今週金曜日発売の10月号の表紙をご披露させていただく。

 

 

漢の中の漢と俺たち世代がみんな尊敬していた渡 哲也さんが、残念なことについ先日旅立ってしまった。もろちん、それによってこの表紙となったわけでない。ご説明させていただく。

 

この特集に取り組んでいる最中に悲しい知らせが届いた。すでにほとんどのページの骨格は出来上がっていた。実際の制作期間には2ヶ月かかるのだから当然の進行で、この表紙もすでに完成していて最終検討段階だった。そんなタイミングだ。

 

そもそも今回の特集は、『昭和40年男』としては絶対的なテーマのクルマで打ちこみたいとの気持ちからスタートした。暫定的ではあったが、去年のうちに9月発売号をターゲットにしていた。そうやって、テーマだけは早め早めに決めている我々だ。そうすることによって、常にアイデアを探せたり、キーパーソンとの出会いがあったりする。そんな月日の中で出てきたアイデアが刑事ドラマをかぶせることで、これまで組んできたいくつかのクルマ特集とは違った見せ方ができる。「これだっ!!」と編集作業を開始した。

 

刑事ドラマとクルマとなれば、大スケールで描かれた『西部警察』がその主役となるのは誰も異論なしだろう。ハリウッド映画ばりのカーチェイスを、ブラウン管の中で毎週繰り広げたのだから、まさしく俺たちのハートを撃ち抜いた。その大門軍団を率いた団長は今回の特集の主役と言っていいから、この表紙は必然である。ありがたいことに石原プロの全面的なご協力が得られて、大ボリュームで『西部警察』セクションが作れ、渡さんの勇姿が見られる写真も数多く提供してくださった。

 

が、このタイミングでのリリースは、まるで追悼本のようになってしまった。もちろんそれは本意でないし、できれば渡さんに若き日のご自身が全国誌の表紙を飾り、特集の主役を務めたことをご確認いただきたかった。手に取っていただき、あの美しい笑顔を浮かべてくださったらと夢描きながら作った。

 

石原裕次郎さん亡き後に、石原軍団を西部警察の大門のごとく率いた渡さんに、俺たちは多くのことを学んだ。僕がいつも惚れ惚れとしながら憧れたのは、滲み出る品格だ。強さだけでなくやさしさがあふれていた。しなやかさや美しさも多く放出されていて、人間が出すことのできるオーラが幾重にも重なっているように見えた。男が目指すべき高みを教えてくださったことへの感謝の気持ちを強く胸に抱き、今週金曜日より書店に並べる。どうぞ受け取っていただきたい。

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