第72話 本日、カメラマンに変身。(3)

 
「お支払いしますので、ラガブーリン本物でいってください」
氷が溶けていくので、これも時間と戦うカットである(P162参照)。
OK。
余談ながらこの撮影の別カット、
ぬぁんと高橋にP128で無断使用された(今度おごれよ)。

機材を片づけてさて…。

ここはバー。

目の前にはラガブーリンのロック。

ここはバー。

高橋はのんべ。

俺ものんべ。

かんぱーい!!

若干の罪悪感を最高のうまさが消し去っていく。
久しぶりのアルコールは五臓六腑と疲れ果てた脳や、
原稿を書くためにフル活用している心に染み渡る。
「美味い美味い美味い」

結局27時まで、のんべ2人ははじけまくり帰社。
いつものとおり床に倒れ込んだ。
たまにはこんな時間を過ごすのも、
仕事効率を上げるテクニックなのさ。
なあ、高橋!!
 

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