斎藤雅樹さんが語る後楽園球場〜大編集後記。

 

発売直後のつぶやきは大好評(!?)の、大編集後記で綴らせていただく。今回の仕上がりには強く胸を張っている僕だ。東京人だけでなくとも楽しめるようにと、様々な仕掛けを施して作ったからぜひご覧あれ。AB面で構成した特集のside A、消えた俺たちの東京ではそのまんま俺たち世代に縁とゆかりのある施設やカルチャーをピックアップしている。このセクションの2番バッターとなったのは、忘れじの聖地として後楽園球場、国立競技場、新宿LOFT、渋谷公会堂の4つを取り上げている。この素晴らしいラインナップにも、やはり今回は傑作だなあと書きながら自画自賛している。

 

後楽園球場といえば、僕にとってまず思い浮かぶのは日本ハム観戦だ。巨人のチケットは高値の花だったが日ハムはたやすく手に入った。「日ハムだけど行かね」と誘われて行く。でっかい球場で野球を観ることができるのは、知らない選手ばかりでも楽しいレジャーだった。

 

やっと手に入った巨人戦(当時はタイガースファンだったが)は、日ハムには失礼だが興奮しながら出かけた。強く記憶されているのが、初優勝が直前となった時のカープ戦だった。この年の長嶋さんは、現役の輝きを完全に失った。鳴り物入りだった現役大リーガーのバットが空を切り続け、投手陣もほぼ総崩れの状態が続いた、きっと巨人ファンにとっては暗黒の年だろう。この日も完全に敗戦ムードが漂っていた終盤のこと、こともあろうかカープファン数名が赤いフラッグを振って巨人側スタンドに入り込んできたのだ。当然ながら巨人ファンと揉めに揉めることになるのだが、子供心に野球好きの大人っておっかねえなーんて強く思った日だった。

 

と、そんな思い出がフラッシュバックする後楽園球場について語ってくださったのが、ジャイアンツのスーパーエース斎藤雅樹さんだ。このセクションの素晴らしいのは、4つの施設についてそれぞれ大物が登場してくれていることだ。国立はヴェルディ川崎の都並敏史さん、LOFTはラフィンノーズのNAOKIさん、渋谷公会堂が岩崎宏美さんと、それぞれを語るにふさわしい人選で綴っている。ねっ、凝ってるでしょ。ぜひ手にしていただきたい。僕を信じてくれる方はこちらからどうぞーっ

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