ラストスパート。

ビールってどんな味だっけ? 毎度毎度の禁断生活に入ってもう何日経っただろうか? 呑まず、寝ず、コンビニの単調な食料を胃袋に流し込みながら、山と積まれた原稿と対峙する日々が続いている。もうまさに佳境であり、明日はこのままバイクイベントである。若干の作業を副編にまかせて、僕は180度自分を切り替えて仕事をするのだ。ここを4時半に出発するので、もうすぐこの作業と、そしてカワイイ原稿たちとお別れしなければならない。

9冊目の『昭和40年男』であるが、さっぱり慣れない。どころか、毎回難しくなり、それでいて新鮮な気持ちで対峙できるのは、やはり雑誌づくりの醍醐味だね。さっき180度切り替えてとしたけど、イベントの仕事もまさにそうで、これまで何本こなしたかなんて数えるのは不可能なくらいやって来たけど、いつも新鮮な気持ちでいられる。とどのつまりどっちも好きなんだな。好きだから全力でやりたくなって、全力でやると反省点が出てきて、反省が見えると克服したくてがんばって、がんばっていると発見があって、発見があると嬉しくなって…。そんで嬉しくなるって気持ちは、そのまま好きってことにつながってしまう。おおーっ、これはいうなれば変態スパイラルだな。

今回は宇宙を特集してみた。難しいテーマながら、参加してくれているスタッフにものすごく助けられ、いいものにまとまったと思う。自信作になった。それと、昨日ここで書いたカラオケボックスミーティングも効いているね。あの議論は僕にとって凄くいい栄養になった。おかげで今回の表紙は、これまでの8冊とガラッと変えるチャレンジができたよ。印刷が上がったらここに公開するけど、ビックリするぞー。いつの間にか自分に縛られそうなときに、エイってがんばれたのはとても嬉しいっす。

さてさて、そろそろ現場に戻ります。10日に皆さんと晴れやかに会えるように、あと一踏ん張りだー。

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