昭和40年男世代でも、最近はスマホやタブレットでスケジュール管理をしているという人が結構いるのではないでしょうか。それでもやっぱり手書きの手帳も捨てがたい！スマホと手帳のダブル使いという人も多いでしょう。自分の手で書きとめるからこそ、その予定なども記憶の中にある程度残るもの。「覚えなくていいから手帳やスマホに書くんだ」と言ってしまえばそれまでですが、読むことも書くことも、スマホやタブレット、PCなどに入力する行為よりは、はるかに脳にとってはいい刺激にはなっているはず。その証拠に、仕事でPCばかり使っていて簡単な漢字が書けなくなっていませんか？そんな方には、やっぱりなんといっても手書き手帳がおすすめです！
そんな手書きの手帳にも、新しい時代の波が確実に押し寄せていました！それが「4月始まり」です。これまで手帳といえば、、1年の始まりである、1月始まりというのがほとんどでしたから、特に気にせず使っているという人も多いでしょう。しかし、よくよく考えてみると、日本においては3月を年度末として、学校の新学期の始まりは4月。企業の新卒採用も当然4月入社ですから、もともと実生活での区切りは「4月始まり」が多いんです。
実は、編集部まつざきはこの10年ほど高橋書店の4月始まりを使っています。正直言って、使い始めた頃はあまり選択肢がありませんでした。しかし、ここ最近はずいぶんバリエーションが増えたような気がしていましたが、それは気のせいではなかったんです！今年1月に発表された同社のリリースによると、2000 年には 25 点だった 4 月始まり手帳が、20 年間で 181 点にまで成長したというのです。
ニーズが増えたからこそ拡大され、拡大されて選択肢が増えたからこそさらにユーザーも増えてきた、「4月始まり手帳市場」のその広がりは、やはり若年層に顕著に表れているそうです。同社のアンケート調査（※）によると、4 月始まり手帳のユーザー平均年齢は 1 月始まりに比べ 10.5 歳低いという結果がでています。（※2019 年版商品の投げ込みアンケートより、返送【1 月始まり】51,534 通：平均 61.89 歳、【4 月始まり】8875 通：平均 51.39 歳）
とはいえ、意外と高い平均年齢だなと感じた人も多いですよね？やはり若い世代は手書きの手帳などは持たない人が多いということをつくづく感じさせられますが、いろんな意味で若い世代の人たちにももっと手書きの手帳を使ってほしいものです。スマホばかり見ていると、斜視になったり、もっとひどい場合は依存症になってしまうそうですから、スケジュールやメモをとる作業は、手書きの手帳にするなど、少しでもスマホに依存しないアイテムを使いこなしてほしいところです。新発売のシリーズは、書き方を選ばず、自由度の高い手帳というコンセプトで、若いユーザーが求めるような、より使いやすい作りになっています。
最近はスケジュールはスマホやタブレットオンリーになっているという人がいたら、ぜひ書店などの手帳コーナーに足を運んでみてください。手書き手帳はどんどん「進化」していますよ！昔の味気ない手帳ではなくなっています！ 豊富なラインナップから好みのタイプを選べば、仕事の管理も楽しくスムーズにできるかもしれません。現在、「1月始まり」を使っている方も、ぜひ今後主流となりつつある「4月始まり」に買い替えてみてはいかがでしょうか。
以下、リリースより
「torinco」シリーズを全 6 タイプに拡大、若者向け新シリーズも立ち上げ
2019 年版で新発売となった「torinco」シリーズは、4 月始まり手帳でも好調な動きをしており、2020 年度版では 6 タイプ 27 点で発刊します。「torinco」シリーズの商品開発では、ターゲットを 20～30 代女性に絞り、「ワンランク上の上質感」をキーワードに、手帳の中身だけでなくカバーの手触りやカラーリングにもこだわりました。全国に店舗展開する「ロフト」での、2020年版1月始まり「torinco」シリーズの売り上げは、前年を大きく上回っており（※）、4 月始まり手帳も同様の動きが見込まれます。
また、若年層手帳ユーザーをターゲットとした新シリーズ「ティエラ」（週間ブロックタイプ、 B6 判、全 4 点）、「ジョルノ」（週間バーティカルノートタイプ、A5 判、全 4 点）も刊行し、新しい 4 月始まり手帳市場の開拓・拡販を目指します。5mm方眼ノートのようなシンプルなレイアウトの「ジョルノ」（A5判 [210×148mm]／価格：本体1,700円＋税） 高橋書店 2020 年度版 4 月始まり手帳 HPはこちらから
