歳をとらない杉 真理さん。歳をとる昭和40年男。

シンガーソングライターで、作家として楽曲提供も膨大で、日本のミュージックシーンを引っ張ってきた杉 真理さんと初めてラジオの仕事をご一緒させていただいたのが、2014年の初めのこと。この写真は当時のもので、5年の流れを全く感じさせない杉さんと、5年分以上に劣化した僕の対比がおもしろい。うーむ、この差は大きいなあ。やはりもっともっと音楽しなくちゃいかん、ってそこか。ともかく、自分磨きが足りない僕と磨きまくっている杉さんとの差異が残酷に出た結果である。2019年も終わりに近づいている今日この頃に、この写真を引っ張り出せたことをよかったとしよう。

 

で、なんのこっちゃということになるが、2014年に初めて仕事させていただいた杉さんと去年の9月よりマンスリーでご一緒させていただいている。かれこれ1年以上になるのかと月日の流れってのは早いもので、この間も杉さんは変わらず僕は劣化したのだな。1年以上に渡って月イチでお話をさせていただくと、そのお人柄にずいぶん近づけた気がする。本当にいい方で、あんなに上質の音楽を作っていると思えないほど、気さくに接してくれる。

 

今日は注目の10周年記念号の締め切りの現場を抜け出して、杉さんのライブに出かけるのだ。わずかながらであるものの、そのお人柄に触れている者としてステージを見られるのはうれしいし、きっと強く感情移入することだろう。六本木にある大人のライブハウス、ビルボード東京で今夜2ステージある。なんとギターははっぴいえんどやティン・パン・アレーのメンバーとして活躍し、杉さん同様日本のシーンをリードしてきた鈴木 茂さんだ。こいつもまた楽しみである。

 

杉さんは今年デビュー40周年とのこと。10周年で騒いでいる僕よりもさらに30年も積み上げた偉大な年輪を、目いっぱい自分の中に吸い込んでこようと思う。加えて、劣化しない秘訣を見つけてやるっ!!

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