遺伝子検査を受けてみたい!の巻

皆さんは、自分自身の「遺伝子」について考えたことはありますか? 顔が父親に似ているとか、 親が近眼だったから自分も視力が悪いのか?などなど…いわゆる「遺伝」については、何気なくでも、考えたことはきっとありますよね。そんな自分の遺伝子が調べられると聞いたら、あなたは自身の遺伝子情報を知りたいですか? それとも知りたくないですか? 遺伝子(DNA)検査と聞くと、なんだかとても特別なことのような気がしますが、最近は一般消費者向け遺伝子(DNA)検査サービスキットなるものも販売されていて、手軽に購入・検査申込ができるようです。しかも、検査は専用のキットに唾液を入れて郵送するだけと、その方法もいたって簡単なのです。がんや生活習慣病など、かかりやすい病気のリスクなどがわかると言われているので、興味を持っている方も多いのではないでしょうか。

「身体の設計図」と言われるDNA(デオキシリボ核酸)は、親から子供へ伝わる外見的な特徴などで、その存在・役割を感じることができますが、見た目の特徴が受け継がれると同時に、かかりやすい病気など健康リスクに関わる遺伝子も受け継がれているはずです。よく「家はがんの家系」などという言い方をすることがあります。かつては病気は、生活習慣などの後天的な要因で引き起こされることが多く、「家系」ではない、などと言われていたこともありました。しかし、遺伝子研究が進むにつれ、現在は、病気によって割合は異なりますが、病気の発症には遺伝要因が約30%、生活習慣などの環境要因が約70%影響していると言われているそうです。どんなに生活習慣に気をつけていても、自分の遺伝子の持つ情報によっては発症するリスクの高い病気もあり、それがどういった傾向のものなのかを知ることができるとあれば、ぜひその遺伝子検査を受けてみたいものです。

遺伝子(DNA)検査といえば、費用も時間もかかるのでは?と思いがちですが、実はこの10年ほどで、DNAの解析技術は急速に発展し、分析にかかる費用も下がると共に、短時間で行えるようになったというのです。DeNAライフサイエンスが提供する、MYCODE(マイコード)では解析する項目数の数によりさまざまなプランがあって、280項目検査が3万3,800円、がんに特化した38項目で1万4,800円、おもしろいところでは、祖先のルーツを知る21項目で9,800円など、決して手が出せない料金ではないようです。 遺伝子は「身体に設計図」ですから、自分自身の成り立ちすべてを支配していると言っても過言ではない…というかそのとおりなわけで、「自分を知る」という意味でも、受けてみる価値はありそうですね。

わかったら役に立つこともきっとあるはず

とても身近なところでいうと、自分は「日に焼けたらシミになりやすいのか?」とか「虫歯になりやすいのか?」のような、病気ほど深刻ではないにせよ、そうなりやすい遺伝子を持っているなら気をつけよう! みたいなことがわかったり、蚊に刺された時のかゆみの感じやすさ、腫れやすさの度合い、運動する際の乳酸の溜まりやすさなどがわかったりと、「そんなことまで!」的なことがいろいろとわかるようです。人によっては、これといった自覚症状のないことを検査結果として知らされても「大きなお世話」と感じる人もいるでしょうし、そこまで知りたくなかったという場合もあるかもしれませんので、そこは慎重になるべきところですが、私のように好奇心のほうが勝るという人は迷わず280項目受けてみてはいかがでしょうか(笑)。 ちなみに10代から60代の男女に、一般的な「健康診断」についてアンケートをとったところ、全体平均の約20%ほどの人が「健康診断を受けたくない」と回答しているそうなんです。その理由はいくつかあって、「費用がかかる」「なんともないから必要性を感じない」という回答の他、「悪い結果を聞かされたくないので受けたくない」という人もいるのだそうです。気持ちはわからなくもないですが、「悪い結果を聞かされない」ほうがより怖いですよね? ぜひそういうネガティブ思考はやめて、自分の身体と向き合うことをおすすめします。そして一歩進んで、自分の身体をより知りたくなったら、その先の遺伝子検査を受けてみるのも悪くないと思うのです。

「DNAスイッチ」が運命を変える

今年5月に放送されたNHKスペシャル「人体」シリーズ第2弾「人体Ⅱ 遺伝子」第2集では、私たちの遺伝子が「スイッチ」を持っていることが明らかになったことを伝えていました。それはどういうことかというと、現在オフになっているスイッチがオンになることで、それまで発揮できていなかった新たな能力を手に入れることができるということなのです。治らないと思われていた病気、記憶力、音楽などの能力、肥満体質などなど、生まれもって変わらないと思われていた遺伝子も、そのスイッチを切り替えることで大きく変わるというのですから驚きます。環境の変化などによって切り替わると言われていますが、薬の研究も進められていて、たとえば、小児がんの患者などはその病気を直すための遺伝子がオフになっていることがわかり、そのスイッチをオンにする薬もできつつあるようなのです。今までできなかったことができるようになった時、奇跡的に病気が治った時、それは該当遺伝子のスイッチがオンになった時なのかもしれませんね。

50代も半ばになって人生の半分以上過ぎてから、今さら遺伝子検査もないだろう…なんて、思わなくもないのですが、この年齢だからこそ、かかりやすい病気のリスクを知り、その遺伝子に対抗する遺伝子のスイッチをオンにする生活環境を心がけたいものです。目に見えない遺伝子ではありますが、スイッチの存在を知ったら、可能性は大きく広がるような気がしました。備えあれば憂いなしも、的確であればより効率よく備えられるというものです。努力すれば、運命も変えられるということの裏付けが、遺伝子スイッチの存在なのだと感じました。DNA検査・MYCODEに興味をもった方はこちらのサイトで詳細をご確認ください。費用3万円はちょっと今すぐというわけにはいきませんが、いずれは受けたいと真剣に考えています。自分の遺伝子を知りたいという好奇心が日々ふくらんでいく、編集部まつざきです。遺伝子ってすごい!

『昭和40年男』創刊10周年オリジナルグッズ 好評発売中!

最初のコメントをしてみませんか?

お気軽にコメントをどうぞ

メールアドレスは入力しても公開されることはありませんのでご安心下さい。


*