ウルトラセブンと電気屋の深い関係!?

イベント仕事の帰り道に立ち寄ったサービスエリアで彼は頑張っていた。言うまでもない、ウルトラセブンだ。すぐに浮かんでくるあのメロディ。セブンセブンと連呼するキャッチーな主題歌に、心躍らせながらその後に続く本編に期待を寄せていた俺たちですな。

 

このサイトに来ていただける方にはお馴染みで、幾度となく僕の実家が電気屋を営んでいることを書いている。ここでいつも悩むのは電気屋、電器屋、電機屋だ。もっとも正解なのは電器屋だろうが、僕はほぼ電気屋と書くことにしている。どーでもいい話かもしれないが、電気を使って暮らしが楽しくなるというイメージでこうしているのだ。ちなみに店名は北村テレビ商会だった。友人たちはほぼ北村電気と呼んでいたが、ちょっとムカついたりしていた。親父は、電気屋の古い順から〇〇無線、〇〇ラジオ、〇〇テレビ、〇〇電気(器・機)と命名するとの持論を持っていて、テレビ商会あたりが歴史と新進のちょうどいいバランスの電気屋なのだとよく言っていた。

 

我が家は当時では珍しく、松下とシャープを併売していた。これも親父のこだわりで、起業の際に老舗と新進メーカーの双方を扱いたかったそうだ。東芝、日立あたりが老舗メーカーで、松下幸之助ファンの親父は迷わず老舗を松下に決めた。そして新進の方はソニー、サンヨーと悩んだとのこと。当時から目の付け所がシャープだった新進メーカーに命運を預けたのだった。

 

と、長い回り道になった。電気屋とセブンの話をどう結びつけるのか。これがすごいことに、わが北村テレビ商会の店頭にセブンがやってきた事があるのだ、エッヘン。確か、シャープのプロモーションだったと記憶している。セブンと怪獣のふたつの着ぐるみが運ばれて、親父はセブンになった。怪獣担当は担当セールスマンだ。店で使っていた軽トラの上で手を振るだけのはずだったのに、子供たちの声援を集めていい気になった親父は突如営業担当、いや、怪獣に攻撃を始めてしまった。セブンのことをよくわかっていない親父は、最後にウルトラマンのスペシウム光線を放っていたっけ。

 

終了後に着ぐるみを脱いだ親父に、怪獣担当は汗をかきながら「参りましたよ」と笑っていた。が、街中のガキどもが喜んだのだからよしと、やはり2人で笑っていたっけ。SAで見つけたセブンに、そんな昭和の原風景が鮮やかにフラッシュバックしたのさ。

『昭和40年男』創刊10周年オリジナルグッズ 好評発売中!

最初のコメントをしてみませんか?

お気軽にコメントをどうぞ

メールアドレスは入力しても公開されることはありませんのでご安心下さい。


*