岩手で響いたおめでとう!!

今日はカワサキとウチの会社が共催として名を連ねている『カワサキコーヒーブレイクミーティング』という、バイク乗りのミーティングイベントをぶちかましてきた。岩手の盛岡からほど近い会場には1,500人以上のライダーが集まり、とびっきりの時間を過ごして、今クールダウンしているところだ。

 

イベントと言っても、自由に飲んでいただくコーヒーが用意してあるだけで、解散の30分前からじゃんけん大会をするだけの極めてシンプルなものだ。シンプルがゆえ長く続けてこられたのだろう、今年で22年目を迎えた。

 

つい1週間前の今頃は鈴鹿サーキットで興奮状態だった。大どんでん返しとなったあの日のことを、今日は皆さんに報告するコーナーを設けた。1週間前の鈴鹿サーキットに設置されたブースのレース終了後は、まるでお通夜のような雰囲気だったが、せめて最後は盛り上がって来年につなげようとみんなで力を合わせるように騒いだ。心で泣きながら顔で笑って9時近くまで騒いだカワサキブースだ。そうして笑顔でさようならしたあの夜の時点では、カワサキはチャンピオンどころか着外だった。ゲストで来てくれていた全日本ロードレースに参戦中の渡辺一馬選手も、まさかひっくり返ることはないとブースから発したのだった。

 

が、ご存知の通り順位はひっくり返った。これを心から喜んだカワサキファンはどうやら少ない。ヤマハファンの悔しさったらどれほどのものか。最高のバトルを見せたホンダのファンだって気持ちはすっきりしていないはずだ。真夏の鈴鹿に足を運んだ約7万人に本当の感動はないままだ。

 

では混乱の責任の所在を探求すべきだろうか? それは極めて難しいものだし、取材者としてどこまでの情報をかき集めたとしても足りないはずだ。ルール、ディレクション体制、サーキット、マシン、そして感情などなど複雑に混じり合ってのあの結果なのだ。どんなに集めたところで足りない。と、そう片付けてしまってはメディアの端くれの名折れでしかないから、今後どのように報道をすべきか多くの方々とヒアリングや意見交換を続けている。そんな作業を進めている中で、ネットの中では様々な彫り込んでいない意見が飛び交っているのがなんともツライ。僕は今日、急遽設けた報告コーナーの中で、鈴鹿サーキットを責める気は無いとの声明だけは出した。それと、カワサキファンのみんなにおめでとうと。あの日からたった1週間後に、このイベントがあったことで僕も少しだけ報われた気がした。

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