紫外線、一年で最も強いのは?の巻

紫外線と聞くと「日に焼けて肌が黒くなる」というイメージが真っ先に浮かぶ人が多いのではないでしょうか。確かにそのとおりで、天気のいい日になんの対策もせずに長時間屋外にいれば、当然日焼けをしてしまいます。その紫外線が最も強いのは一年のうちいつだと思いますか?当然夏…と思いきや、最近では紫外線の最も強い時期は真夏ではなく初夏、ちょうど今頃の季節だと言われていますよね。紫外線を気にする女性なら、ほとんどの人が知っていると思いますが、さほど気にしない男性の場合は、真夏の7月頃がいちばん紫外線が強いと思っている人も多いかもしれません。

紫外線が最も強いのは5月?7月?実はどちらも正解なんです。一番はひとつしかないって?確かにそのとおりなんですが、地上に届く紫外線にはA波(UV-A)とB波(UV-B)という2つの種類があって、A波が強いのが5月頃、B波が強いのが7月頃と言われているようなんです。

ご存じのように太陽からの光線には目に見える可視光線の他に、波長の長い順に「赤外線」「紫外線(A波・B波・C波)」「X線」「ガンマ線」など目に見えない光線があり、波長の短いものほど人体に悪影響を及ぼすと言われています。ただし、波長の短いものはオゾン層によって阻まれて、地上まで届くことはありませんので、X線を浴び続けるということはありませんのでその点はご心配なく。今日のテーマの紫外線にはC波もありますが、これは波長が短いため、地球まで到達するのは紫外線A波、B波までなのだそうです。このA波とB波、微妙に人体に与える影響が違うのですが、その違いはご存じですか?ひと言で言うなら、肌を黒く日焼けさせるのがB波、肌の奥深くまで入り込んでじわじわと肌にダメージを与えるのがA波です。前述のとおり、波長の長いA波はオゾン層を通り抜けやすく、雲やガラスも通り抜けてしまいますので、曇っている日でも地上に降り注ぎますし、室内にいても浴びてしまいます。つい油断しがちな曇りの日は、黒く日に焼けることはなくても、皮膚の真皮層という深いところまでA波が入り込み、シミやシワといういわゆる老化の原因を作っているのです。波長の長いA波だからといって悪影響が少ないとは言えず、地上に届きやすい分、B波の10~20倍もの量が降り注いでいるそうなので、あなどってはいけません。気がつかないうちにじわじわとダメージを与えてくるのです。(下の図は紫外線A波とB波が肌のどの部分まで届くかを示したものです)

男性にも防いでほしい紫外線

女性にとって、シミやシワはできればないほうがいいと誰もが思いますが、男性でもやはりないほうがいいですよね?シミやシワがいっぱいできて嬉しいという人はあまりいないと思います。まぁ、見た目の面はともかくとして、恐ろしい皮膚がんの最大の原因はやはり紫外線だと言われていますので、男性でも防ぐに越したことはありません。もちろんそれだけが皮膚がんの原因ではありませんが、強い紫外線は皮膚の細胞を壊しますから、皮膚がんを発症させるということは大いに考えられると言えるでしょう。そこまでの悪影響はなくても、人間の身体は紫外線にさらされることでストレスを受けているということも明らかになっているそうです。特に運動をしていなくても、屋外に長い時間いただけでなんとなく疲労を感じたという経験はありませんか?それこそが紫外線の影響によるストレスで引き起こされる疲労なのです。

近年、目から受ける紫外線の刺激が日焼けや疲労を増長させていることが明らかになっています。目の表面が受けた刺激が脳に伝わると、メラニンを増やす作用があるホルモンが身体にいきわたり日焼けをし、その刺激は同様にストレスも引き起こすのだそうです。男性の場合、女性のように日傘をさしたり大きな帽子をかぶって陽射しを避けるというのはなかなかしにくいと思いますが、日中屋外に出る時はぜひUVカット効果の高いサングラスをかけることをおすすめします。5~7月は特にまぶしいと感じるほどでなくても、知らないうちに目は紫外線にさらされていますので、仕事などで外に出る機会の多い方はサングラスを持ち歩くといいと思います。

目に見えない紫外線、「気にしてないから平気」と思っていても、実は知らず知らずのうちに身体に悪影響を与えていると知ったら、なるべく防ぎたいものです。女性と比べると肌露出の少ない男性の場合、最も無防備なのは顔と手。日焼け止めをまめに塗るなんてことはほとんどの男性の場合、なかなか難しいと思いますので、今年の夏はぜひ目から受ける紫外線だけでも防いでみてください。 夏特有の疲れが少しでも軽減されるのではないでしょうか!

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