エリック・クラプトンと新元号。

そう、話題になっているのはクラプトンの名曲であり、傑作アルバムの『いとしのレイラ』だ。まるで親父ギャグなわけだが、偶然以上の結びつきに感じてしまう。

 

同世代諸氏にとってクラプトンという存在はあまり近くないかもしれない。ヒットメーカーというよりも名演者であり超一流のギタリストだから接点があまり強くないのだ。去年僕が編集長に返り咲いた時の1発目の特集の『昭和洋楽』でも大きく取り上げることなく、同時にプロデュースしたコンピレーションアルバムの『昭和洋楽』にも曲を入れていない。ところが、次号の『俺たちを育んだ熱愛』ではクラプトンを取り上げてご覧の記事を掲載したのだ。新元号に引っ掛けて親父ギャグになっている『いとしのレイラ』を生んだ背景である。

 

知る人ぞ知る話ではあるが、クラプトンが惚れてしまったのはビートルズのギタリスト、ジョージ・ハリスンのカミさんのパティ・ボイドだ。写真の通り、こりゃー誰だって惚れるよという美女だ。その恋の中身は掲載の記事を読んで頂くとして、このアルバムが熱いったらない。恋の強さがそのまんまアルバム全体からあふれ出てくるようであり、そのもっとも象徴的な曲がアルバムタイトルになっている『いとしのレイラ』だ。新元号を機に、聴いていない同世代諸氏は手に入れてみてはいかがだろう。忘れかけている恋心を思い出せるはずだ。

 

偶然以上の結びつきとしたのは、来日公演が決まっていることだ。日本びいきの彼はもっとも多く日本公演を行なっている海外ミュージシャンであり、平成最後の公演で高らかに新元号を歌あげることになったのだから恐れ入った。きっと彼はこう言って歌い出すだろう。「ネクスト・ソング・イズ シンゲンゴウ」とね。うーむ、今回は見送ろうと思っていたが行くべきかな。きっと追い風になっているだろう(笑)。

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