ラーメンとカレーとおっさん。

ラーメンとカレーとはなんとも魅力的な組み合わせだが、セットメニューの話ではない。会社の近く、増上寺大門の交差点にカレーラーメンの店が去年オープンしたのだ。この場所はかつて六文そばが入っていて、個人店じゃないかと思うほどやりたい放題で好みだった。そんな縁がある土地だから、ちょっとヤングな店に感じながらも果敢にトライしてきた。

 

ランチタイムはライスがつく。が、夏までになんとかしなくちゃならないデブには、そんなサービスは嫌味なだけだぜとスルーして、まっすぐ王道のカレー担々メンを注文した。僕が普段行く店とは明らかに客層が異なり、比較的若い客や女性同士もうまそうにすすっているのを眺めながら待つことしばし、このどんぶりが出てきた。「ふーん、うまそうじゃないの」と心がつぶやく。

 

ではまずスープをいただく。濃い。コクがあると言えばいいのか、濃い。しょっぱいわけでないのだが、おっさんにはやや重めだ。麺をすするとよく絡んでうまくスパイスの深みも感じられて、ともかく及第点である。

 

それにしても日本のカレー文化はすさまじいことになっているなと、いつもいつも感心させられる。本場インドの方がこいつをすすって、その元となっているのが自分の国の料理だとは、120%思わないだろう。カレー南蛮や、そもそも市販のルーを使って作るカレーライスも同様だろう。日本人のアレンジ力とたゆまぬ努力があってこのように消化していくのだな。

 

スープまで完食とはならなかったのは、やはり僕には重い。ただ、この一杯にネガティブは全くなく、僕の舌が超おっさん化しているだけのことだろう。そして思ったのは、ダイエット中でなればご飯を突っ込んで間違いなく完食だった。そうすればこの濃さはちょうどいいし、むしろ麺よりご飯の方が僕には好みに思えたスープの味だった。悲しいダイエッターは、いつか体重を戻してご飯付きで食うことを誓ったのだった(笑)。

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