紅白歌合戦がすごかった!!

「紅白よかったですね」と、話題になるほど今回の『紅白歌合戦』はがんばった(どこから目線?)。おもちゃ箱をひっくり返したような展開は、ものすごいスピード感だった。視聴率も上々のようでスタッフの方々はきっといいお正月を過ごせたことだろう(どこから目線?)。

 

僕をびっくりさせたのが椎名林檎さんと宮本浩次さんの『獣ゆく細道』だ。タイトル通りに宮本さんは獣になった(笑)。その横でクールに決める林檎さんとの対比は見応えバッチリで震えながら、「おいおい、大晦日にこんな刺激はいらねえぜ」と思わずニヤリとした僕だった。それと紅白といえば北島三郎さんの『まつり』と石川さゆりさんの『天城越え』対決が最高に好きだった僕だから、サブちゃんの紅白引退はすげー悲しかった。が、直接対決ではないにせよまた見る日が来るとは思ってもみなかった。しかもさゆりさんの横には布袋さんがギャンギャンとギターを弾いてやがる。これまた刺激的な『天城越え』にのんびり気分がピリッとさせられたりしてニヤリ。

 

そして何と言っても、サザンオールスターズが主役を演じたのがうれしかった。昭和40年男は『勝手にシンドバッド』でのデビューとリアルタイムで付き合っている。以来、サザンはいつも俺たちの横にいた存在だ。『ザ・ベストテン』のスポットライトで初めて見た時に、なんだかすげーぞと感じた衝撃を紅白の舞台で再び感じさせてもらった。そして今回の紅白は俺たち世代のものになった。もちろん日本中の老若男女を対象にしたエンタメなのはいつの時代も変わっていない。だがガキの頃、演歌歌手をずらりと揃えた紅白は、『勝手にシンドバッド』に顔をしかめていたオヤジ世代のものなんだと思わされた。近年では若者や若年層に媚を売る姿勢も垣間見ていた。今回の紅白は、サザンによって俺たちが天下を取ったのだ(笑)。

 

それにしてもすごいのはやはりサザンだ。40年の活動で俺たち世代だけでなく広い年齢層を虜にしてきたことが、こうして大晦日に主役に抜擢されるゆえんだろう。そして数ある名曲の中からシンドバッドは当然の当然ながら『希望の轍』を1曲目に持ってきたのも大晦日らしくてよろしかった。今年の暮れは何をやったらいいんだとちょっと心配してしまうほどの紅白だった。皆さんも楽しみましたか? ユーミンとの絡みに昭和の傑作音楽番組『メリー・クリスマス・ショー』を思い出していたのは、僕だけであるまい。

 

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