委員長、さぶいですね。

暦の上では今日より冬だと、朝の情報バラエティから立冬のお知らせが届けられた。もう冬が始まるんだな。夏好きの僕だが冬も好きだ。つうか、実は四季どれも好きで夏が抜きん出ているだけである。初秋は夏が終わっちまった寂しさでしょぼしょぼしてしまうが。

 

写真は今朝の通勤時に神社で撮ったものだ。おばちゃん2人で作業していた。「ちょっと撮らせてください」と言ったついでに「立冬だからですか?」と問うと「火災予防運動が明後日からなの」と教えてくれた。いいものである。地域のために地域の人間がこうして作業をする。そして地域のおっさん(僕)との小さな会話から、日常の中にあるよい空気を感じたりして。

 

調べてみると、おばちゃんが言ったとおり明後日から秋の火災予防運動だとのこと。秋の? 立冬過ぎにこうした季節感のないタイトルをつける消防庁ってのはぶち壊しだなと、さっきのいい空気を取り去ってしまった。まあともかく、冬が来てのぼりに書いてある通り「火の用心」てのはよくマッチする…と、「マッチ1本火事の元」と引っ掛けたりして(笑)。今じゃマッチ1本〜はなかろうが、毎年あれを大声で叫びながらの見回りに参加したいと思いながら、仕事の追い込みでいつもパスしてしまっている。今年こそ一夜くらいエントリーしたいものだ。

 

俺たち世代にとっては「火の用心」よりももっと強く冬の到来を感じさせてくれるのが、タイトルにした「委員長、さぶいですね」だろう。バイク漫画『750ライダー』で、ピットインに入ってくる順平が俺たちのヒロイン委員長に言うセリフで、なんとも言えないあたたかみが大好きだった。それにしても、こんな季節の挨拶を堂々と書く漫画が成立して、俺たちに染みついているのだからなんともありがたい気分になってくる。ガキどもに、風情みたいなものを感じ取らせてくれる大人たちがたくさんいたように思う。今、俺たちがそうならねばならぬな。

 

 

  

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