全日本大学駅伝と全日本ロードレース。

神よ、なぜこんな仕打ちを私に与えるのだ。と、何度も何度もつぶやいている今日は、箱根駅伝に続く極めて重要な全日本大学駅伝が行われている。そして、そのコース上にほど近い鈴鹿サーキットでは全日本ロードレースのシリーズ最終戦なのだ。朝、宿からサーキットへ向かう国道23号は静かに選手達を待っていた。カメラのやぐらを組んでいるところを眺めながら、こんなに近くにいるのに沿道にいられないのかとやはりブツブツ。

 

さて、全日本ロードレースは昨日もこのサイトでお伝えしたとおり、最高峰クラスの『JSB1000』が2レース行われる。10周の超スプリントと20周のレースだ。つい先ほど今10周のレースが終わり記者会見が行われた。レースはホンダワークスの高橋 巧選手が今季初勝利をあげた。来週の日曜日に開催される『ラブ・ジ・アース ミーティング』ゲストとして来てくれる予定なので弾みがついた。そして絶対王者のヤマハ中須賀克行選手は2位で終わった。が、最後のレースを迎えるまでもなくシリーズチャンピオンを決め、ダブルおめでとうである。

 

記者会見で高橋選手は「レースウィークで2分4秒が見え、予選では(4秒台に)入った」と好調をアピールしてから「今日の雨は今年最後のチャンスをくれ100%で飛ばした」と語った。そして、今年ホンダがワークスに復活したのは高橋選手にもプレッシャーだったようで「HRCが復活してこのまま終わったらまずいと思っていた」とした。一方、中須賀選手はスタートで失敗したことに対して気負っていたと言い、絶対王者をもってしてもやはりチャンピオンは重い。だがともかく、平成最後のチャンピオンを見事にゲットしたのだ。これで双方プレッシャーから解き放たれたことになり、3時過ぎにプログラムされている2レース目はきっと総力バトルになるだろう。ぜひこちらをご覧あれ

 

そして青学だ。記者会見から戻ると、7区でトップに立っているじゃないの。テレビが見たいと鈴鹿のプレスルームで身悶えている僕だ(笑)。

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