カワサキコーヒーブレイクミーティングのメモリアルイヤー千秋楽が無事終了!!

▲両脇のKAZEギャルと、音でイベントを盛り上げてくれたミスターDJとで終了後の記念撮影

すげー数のバイクが押し寄せてきた。日曜日にここから呼びかけたバイクイベント「カワサキコーヒーブレイクミーティング in 大阪舞洲 (KCBM) 」は、おそらく4,000人近いライダーが駆けつけてくれた。朝8時に会場に着くと、もうすでに100台弱のバイクが集結していた。急ぎ準備を進める我々を焦らせるかのごとく、次々にバイクはやってくる。「おいおい、開催時間は10時から12時だぜ」と心が叫びながら、準備に奔走しながらなんとか開始した。10時にステージに上がり、このイベントが今年20年のメモリアルイヤーだと伝えると会場からあたたかい拍手だ。涙が出そうになるのを必死にこらえながら、皆さんに楽しく過ごそうと呼びかけた。

 

1998年の4月に産声をあげたKCBMで、当時の僕は32歳だった。今に続くイベントMCの初仕事だった。ラフな話だが、このイベントは出会いの場の提供ということでコーヒー以外におもてなしは用意していなかった。イベントは午前中で終了して、午後はそれぞれにバイク旅を楽しんでもらおうというのが合言葉だった。とは言え、何かしら仕切らなければならないのは当然で、イベントの終了間際になって締めはステージでしゃべってくれとカワサキの担当者からいきなり振られた。ここで尻込みする自分でなかったことを今も感謝している。だってね、今もずっとその役を続けているのだから。

 

大勢を前に全力でしゃべるのはすごくパワーがいる。多ければ多いほどパワーが必要になる。そしてそこには、楽しもうとする気持ちや皆さんへの感謝の気持ちをめいっぱい乗せなければならない。言霊とまで言ったら大げさかもしれないが、皆さんに届くように努力することはそのまま自分の心の成長になる。上手であることより真っすぐであることが美しさにつながるのだ。

 

終了後は出口でライダーたちを見送る。カワサキのイベントにはなくてはならない女の子 “KAZEギャル” と一緒にだ。これも第1回開催からず〜っと変わらないことで、イベントの骨格は20年何も変わっていない。見送りでも感謝の気持ちが参加者たちとのシンパシーになると信じて、心を込めて手を振る。KAZEギャルも本当に一生懸命に手を振ってくれる。ここにも美しさを感じながら、イベントをクロージングさせるのだ。

 

メモリアルイヤーを終え、来年よりまた新たなスタートになる。次なる目標は四半世紀だ。フルパワーと真っすぐな気持ちに磨きをかけていきたいと燃えている…、が、58歳かあ (笑) 。
 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

1件のコメント

  1. お疲れ様でした。
    本当に凄い台数のバイクでしたね!
    開場の少し前と思って出かけて9:20頃の到着でしたが、既にいっぱいな感じで。
    台風も心配でしたが天候にも恵まれましたね?

コメントは受け付けていません。