『残酷な天使のテーゼ』の作詞家・及川眠子著『ネコの手も貸したい』 及川眠子流作詞術、リットーミュージックより発売中!

アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌『残酷な天使のテーゼ』、Winkの『淋しい熱帯魚』、やしきたかじんの『東京』などのヒット曲を手がけ、「最後の職業作詞家」とも呼ばれる及川眠子が書き下ろす作詞教則本が、リットーミュージックから発売中だ。

『ネコの手も貸したい』及川 眠子著/価格:本体1,800円(+税)/出版社:リットーミュージック(2018/7/20発売)

作詞は技術と知識が9割、ひらめきと感性だけじゃ続けていけないと言い切る著者が、その手の内を大公開。自らのヒット曲を題材に、「フレーム」と「ボックス」という独自のメソッドを展開しながらわかりやすく指南していく。何を書けばいいのか、どう書けば人に伝わるのか、キャッチとは何か、メロディを生かすとはどういうことなのか……。詞を書きたい人に役立つノウハウを満載。また、詞を書くことと作詞家になることの違いとは、創造とは何か、作詞家は儲かるかなど、作詞家が身につけるべき知識とテクニックを惜しげもなく披露する。単なる教則本ではなく、読み物としても楽しめる内容になっているから、作詞家を目指していない人にもおすすめだ!

【本の内容】
・及川眠子流作詞術 「フレーム」と「ボックス」とは?
・第1章 基礎編 「淋しい熱帯魚」Wink
・第2章 初級編 「東京」やしきたかじん
・第3章 中級編 Part1 「十年経てば」木島ユタカ
・第4章 中級編 Part2 「絶対! Part2」早坂好恵
・第5章 上級編 「残酷な天使のテーゼ」「魂のルフラン」高橋洋子
 高橋洋子インタビュー
・及川眠子全作品リスト

購入はこちらから→リットーミュージック公式サイト

著者プロフィール/及川 眠子(おいかわ ねこ)

  • 作詞家。1960年2月10日生まれ、和歌山県出身。

    1985年三菱ミニカ・マスコットソング・コンテスト最優秀賞作品、和田加奈子『パッシング・スルー』でデビュー。Wink『愛が止まらない』『淋しい熱帯魚』(89年度日本レコード大賞受賞)、やしきたかじん『東京』、新世紀エヴァンゲリオン主題歌『残酷な天使のテーゼ』(2011年JASRAC賞金賞受賞)『魂のルフラン』、CoCo『はんぶん不思議』等ヒット曲多数。著書には『破婚〜18歳年下のトルコ人亭主と過ごした13年間』(新潮社)、『夢の印税生活者』(講談社)などがある。数々の歌い手に詞を提供するとともに、ミュージカルの訳詞や舞台の構成、CMソング、アーティストのプロデュース、エッセイやコラム等の執筆や講演活動も行っている。

    昭和40年男が親しんだ数々の歌を手がけた及川眠子書き下ろしの本書は、その歌詞がどうやって誕生したのかを懐かしく感じることもできるはず。単に詩を書くための指南書ではない、魅力満載の一冊だ。『残酷な天使のテーゼ』の高橋洋子のインタビューも必見! ぜひ手に取ってお楽しみください!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で